現在、都内の浄水場で見つかったのは、ヨウ素131。
210ベクレル/キログラム。
暫定基準値は、大人で300ベクレル。
乳児では100ベクレル。
前のブログでも書いたように、ヨウ素は医学検査でも使用し、さらに、注射した人も普通の生活をしています。
これは、半減期が短いからです。
半減期というのは、出る放射線の量が半分になる時間のこと。
ヨウ素は8日です。
昨日は、210ベクレルだった水も、
・ 8日 105 ベクレル
・16日 52.5 ベクレル
・24日 26.25 ベクレル
・32日 13.125 ベクレル
・40日 6.5625 ベクレル
・48日 3.28125ベクレル
「日本の環境放射能と放射線」ホームページに、1974年度からの経年放射線変化があります。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/study_flash.jsp?runmode=2
水を始め、土壌など、様々な食品のセシウム127とストロンチウム90の変化を見ています。
ピーク時、セシウム・ストロンチウム共に、10ベクレルを超えていました。
現在は、その数分の1になっています。
つまり、もともと、私たちの環境には、放射性物質があるんですね。
2008年度、水道水で、
・セシウム 0.5以下
・ストロンチウム 10 以下
です。
現在でも、土壌中には、場所によっては数十ベクレルに近いセシウムがある地方もあるんです。
ですから、1ヶ月と少し待てば、環境放射線レベルまで下がります。
これは、あくまでも、水道水を汲んで、放置をした場合。
浄水場の水は、どんどん循環します。
水道として供給された水も、下水から処理場に行って、海に流れます。
どんどん、薄まります。
ですから、この半減期よりも、ずっと早く減弱します。
まあ、原子炉が完全に冷却されて、密封されたらという条件ですが……。
福島第一原発で働いている皆さんに、頭が下がると共に、応援します!