東京駅のエスカレーター。
東京駅の照明も暗く、案内板も節電中。
東京は、計画停電中です。
幸い、この三連休は停電は免れました。
でも、今日はお食事会。
東京に出た卒業生が二人おめでた。
一人は、結婚式目前中。
もう一人は、もうすぐご出産予定。
ってことで、地震のずっと前から、式&出産前にお食事会をしようと計画をしておりました。
ところが、停電の影響で、めぼしいお店は予約の電話が繋がらなかったり、お休みだったり。
当然、歯科衛生士さんです。
ですから、歯医者さんもこの停電で大変。
知り合いの、歯医者さんも苦労をしていました。
歯医者さんは、水商売です。
水がなければ、仕事になりません。
歯医者さんで使う機械は、当然、電気で動きます。
ですから、電気がなければ、歯も削れないし、詰めることもできません。
そして、厚生労働省の進めている電子カルテ。
もちろん、パソコンですから、電気がなければ、入力もできません。
歯医者さんだけではなく、パン屋さんも困っているという報道がありました。
粉を練って、寝かせて発酵させて、焼いて。
一連の作業が途切れると、パンが焼けません。
だから、パンが店頭に少ないのだそうです。
都内のスーパーにも、カップラーメンやトイレットペーパーが消滅しています。
もちろん、被災地のみなさんの苦労もわかります。
でも、電気の大切さを知った数日間です。
あまりに電気に頼った生活をしすぎている自分にも気がつきました。
山歩きでは、電気も水もないテレビも見られない生活をします。
でも、都会に帰ると忘れてしまいます。
TBSの秋山豊寛さん。
ソビエト連邦第3級宇宙飛行士。
ソユーズTM-11で宇宙に飛び、宇宙ステーションミールとドッキング。
民間の宇宙飛行士として、日本人としては始めて、乗組員兼ジャーナリストとして日常生活をリポートしました。
地球期間後は、文明社会を捨てて、農業を営んで、自給自足の生活目指します。
アポロ時代の宇宙飛行士の多くが、宇宙から見た地球に感動し、何かに目覚めていきました。
立花隆さんの「宇宙からの帰還」には、そんな話がたくさん載っています。
http://www.amazon.co.jp/宇宙からの帰還-中公文庫-立花-隆/dp/4122012325
残念ながらDVDにはなっていませんが、この映画を映画館で見たときには、不思議な気持ちになりました。
そういえば、秋山豊寛が自給自足生活をしているのは、福島県のはず。
どうされているのでしょうか?