$山田隆文の歯医者さん日記


 雪が降っています。
 この週末は、全国で大学センター試験も行われていますが、新潟も14校で。
 天気予報では、週末の日本海側は大荒れの予想。
 昨年は、一晩で84センチの雪が、新潟の平野部でも積もり、学校も休校に。
 学生への連絡でてんやわんやになりました。
 でも、今年からは、サーバーが整備され、学生の携帯電話に一斉にメール配信ができます。

 さて、雪が降っています。
 普通は、雪かきをします。
 せめて、玄関や、自分の家の前くらいは。
 でも、私のいる短大の周辺。
 誰も、雪かきをしません。
 (ちなみに、もっと雪深い地方では、雪堀りと言うそうですが……)
 セブンイレブンですら、そのまんま。
 夜中に凍った雪は、つるつる。
 人も車も滑っています。
 でも、雪かきをしません。
 短大の前の長い坂道では、ときどき、車のエンジンを吹かすものすごい音と、スリップ音が(笑)。
 でも、雪かきをしません。
 ある意味、ちょっと、面白いです。

 仕事柄、東京と新潟の往復。
 静岡で仕事をしたこともありますし、時々、埼玉でも仕事をしますし、生まれは群馬。
 学会や講演会などで、あちこちの地方にも行きます。
 民俗学までは行きませんが、やはり、地方地方のお国柄を感じます。

 そうそう、ちなみに、新潟県では、「杉と男が育たない」なんて言われています。
 杉は北風と雪の重みで曲がってしまいます。
 男も、なんとなんく、決断力が無く、まっすぐ育たない?ということなのでしょうか?
 確かに、新潟県で感じたこと。
 決断力が……。
 たとえば、ジュースの自動販売機にお金を入れて学生に「好きなのどうぞ」といいます。
 選べないんです!
 超、時間がかかるんです。
 まあ、私の回りでできちゃった結婚が多いのも、その一つでしょうか(笑)。
 お願いの仕方も回りくどいです。
 「○×していただいてもよろしかったでしょうか?」
 なぜか、過去形です。

 すいません。
 群馬県は、「かかあ天下と空っ風」。
 短気です。
 言いたいことは、言います。
 まあ、女が強くて怖いのは、新潟と共通点があるかもしれませんが……。
 ああ、神代の時代の木花之佐久夜毘売命からということを、忘れていました(大笑いor泣?)。