http://books.rakuten.co.jp/rb/かいじゅうたちのいるところ-マックス・レコーズ-4988135832122/item/6685496/
昨日の、トロンレガシーにちょっとがっかりしたところで、買ったまま観る暇もなく溜まっているDVDを観ることにしました。
「かいじゅうたちのいるところ」
劇場で観ようと思っていたら、数週間で大きな劇場から消えてしまい、残念に思っていました。
http://books.rakuten.co.jp/rb/かいじゅうたちのいるところ-モーリス・センダック-9784572002150/item/248718/
原作は、モーリス・センダック。
昔から気になっている絵本でした。
個人的に好きな絵本作家もたくさんいます。
クリス・ヴァン・オールズバーグの「ジュマンジ」や「ザスーラ」「ポーラーエクスプレス(急行北極号)」などは、初版本から目をつけていました。
英語版も日本語版も作品はほとんど集めています。
みんな、映画化されましたね。
それから、ガブリエル・バンサンもお気に入り。
「セレスティーヌ」など、アーネストのシリーズもお気に入りです。
さて、話はそれてしまいました。
主人公のマックス。
お姉さんとうまくいかなかったところへ、母親ともいざこざ。
原作では、押し入れですが、映画では、船に乗ってがいじゅうたちのいる島に辿り着きます。
そこには、7匹のかいじゅうが。
原作の絵本よりも、さらに、キュートでかわいいかいじゅうに仕上がっています。
でも、マックスはそこでも、人間関係(かいじゅう間関係)に出会います。
かいじゅうなのに、だんだんそれが本当の人間のように見えてきます。
7匹のそれぞれが、みんな個性を持っています。
その中で、恐れ、楽しみ、いがみ合い、和解して、かいじゅう間関係の勉強をしたマックスは成長をしていきます。
かいじゅう達との別れのシーンも涙を誘います。
素晴らしいファンタジーでした。
でも、宣伝はあまりしていませんでした。
ですから、すぐに劇場から消えてしまいました。
最近、渋谷のシネセゾンも2月27日に閉館します。
まだ、ビデオなどが一般的でなかった昔は、名画座が全盛時代でした。
でも、もう、池袋の文芸座、たくさんあった名画座はほとんど無くなってしまったのは残念です。
やはり、映画はビデオやDVDではなくて、大きな劇場で観てこそ映画なのだなと思います。