山田隆文の歯医者さん日記


 夕べ、卒業生がディズニーシーに来ているとのこと。
 入園するのは何なので、夕ご飯を一緒に食べることにした。
 夕方、舞浜駅を降りると、イクスピアリも、できてからもう10年になるのかと思う。
 時間もあるので、少し散策をした。

山田隆文の歯医者さん日記


 イクスピアリの奥、ディズニーストアと映画館へ続く広場には、例年、大きなクリスマスツリーが飾られている。
 今年も、10メートル以上はあろうかという大きなツリーが、音楽に合わせて変化するイルミネーションで輝いていた。

山田隆文の歯医者さん日記


 さて、ディズニーリゾートラインで、ディズニーシー駅に向かう。
 日曜日の夕方なのに、まだ、結構、家族連れで混雑していた。
 ミラコスタの玄関前の噴水も、美しくライトアップされている。
 今日の、夕ご飯はオチェアーノ。
 写真は、デザートのケーキ。
 
 さて、ディズニーのサービス。
 それは、ホテルでも同じである。

 昨今、御三家と呼ばれたような有名ホテルでも、サービスの低下と言われている。
 有楽町にある海外の芸能人も利用する老舗ホテルでも、会話を割ってサービスをされたりする。
 某、APECの開催された横浜の有名ホテルでも、お茶をしよう思ったら、スタッフが同僚同士でおしゃべりをしていて、数組のお客さんが待っているの気づかない。
 あるときは、お水のコップが生臭かった。
 これは、気づかないのである。
 前に紹介した「帝国ホテル厨房物語」、ここでは、こんなエピソードが紹介されている。
 昔は、料理のレシピは盗んで憶えた。
 でも、今は、レシピはすべて公開なのだそうである。
 ベテランから新人まで、誰でもそのレシピを見ることができる。
 そこまでしなくてはならない時代なのだ。
 ある寿司チェーンで、お客さんのお茶が少なくなったら、注ぎに行きなさいと教えた。
 でも、誰もできない。
 見ていないからである。
 だから、こんな指導をしたそうである。
 お茶碗の角度が、急になったら、お茶を注ぎに行きなさい。
 そこまで、するのかという、マニュアルである。

 石ノ森章太郎の「ホテル」や、いしぜきひでゆき・藤栄道彦の「コンシェルジュ」、楽しく読ませていただいております。
 まあ、ここまで凄いホテルというのは、そんなには無いかもしれませんが……。

 でも、時々ランチに利用する有楽町にあるペニンシュラホテル。
 だいぶ前だが、本店ザ・ペニンシュラ香港に行ったことがある。
 ザ・ロビーは、重々しいラウンジある。
 こんな話を聴いたことがある。
 親子孫の3代にわたって、このザ・ロビーのウエイターをやっているスタッフがいる。
 そして、スタッフが、それぞれ自分の仕事に誇りを持っている。
 東京でも、ペニンシュラホテルが開業する際には、付近のホテルが騒然としたと言う話を聴いたこともある。

 さあ、私たちも、仕事に誇りを持っているのだろうか?
 胸を張って、歯科医師である、歯科衛生士である、歯科技工士であると言い得るのであろうか?

 まだまだ、先を目指さねばですね。