今年の紅葉は……。
 少し、遅いでしょうか?
 仕事で津川まで行ってきましたが、まだ、山の木々は色づいていませんでした。
 仕事で行った、某高校の銀杏の木だけは、黄色く色づいていました。
 (ぎんなんが落ちていたので、ちょっと、臭かったですが)

 さて、仕事先でも、色々と聞かれました。
「最近の、歯科は大丈夫なんでしょうか?」

 一般の方(歯科業界以外の方)は、テレビや新聞の報道を目にします。
・歯医者さんのワーキングプア
・歯医者さんの過剰問題
・私立大学への歯学部受験者の減少と、定員割れ

 こういった記事が、新聞などでも大きく取り上げられました。

 一方で、歯科の最先端の技術を紹介するような報道番組も組まれています。
・DON!
・最先端インプラントにかける!平成の歯科医 密着24時!~最新歯科医療の3人~

 でも、いくつか問題が。
 いいところは、強調して話してくれます。
 でも、歯科医の話をかみ砕いて解説するのは番組のキャスターですから、かなり、勘違いや誤解を招く表現もあります。
 悪いことは言いません。

 私たち専門家が見れば、一目瞭然ですが、初めて見た知識のない人は……。

 話は変わりますが、1997年に面白いドラマがありました。
 「法医・歯科学の女」
 歯科医の主人公(中村あずさ)が、法医歯学で助手をしながら、事件を解決。
 法歯学は、現在では、日大歯学部と東京歯科大にしかありません。
 日大では、私の同級生が講師として活躍しています。
 あまり、知らない領域ですが、これを、題材にしたのも、面白いですね。

 さてさて、歯科界も紅葉になって、枯れてしまいます。
 新しい、芽吹きを期待したいものです。