$山田隆文の歯医者さん日記


 出るぞと言う噂はありましたが、11.3インチのMacBook Airが10月20日(日本時間21日)に発売されました。
 アップルのサイトや、いろいろな解説サイト(あっという間に分解図まで出てしまう所がすごいですが)を読みあさり、その日の夕方にはポチッとしてしまいました。
 アップルストアや、始めのメールでは、2営業日で発送と書いてあったのに、なんと、即日発送。
 土曜日の朝には、届きました。
 早いです。

 本当は、iPadが発売されたときにも、心が動きました。
 でも、プレゼンに使えるという話だったんですが、Keynoteの機能も制限され、パソコンで造ったプレゼンはそのまま動かないし、フォントも変わってしまう、ということを知りました。
 実際に、銀座のアップルストアでいろいろ触ってみましたが、機能としてはいまいち。
 日本語入力が、携帯電話並みというのもひっかかります。
 iPod Touch(しかも、初代で、まだまだバッテリーも持ちますし、十分活用中)で十分かなと思いました。

 さっそく、開封します。
 箱も小さいです。
 蓋を開けると、すぐに本体が。
 1キロ少しというのは、本当に軽く感じます。
 いつもは、2キロ以上もある古いPowerBook Pro 12インチやMacBook Pro 13インチを持ち歩いていますので、これは、楽です。
 横浜の日本国際歯科大会にこっちを持って行ければ、ずーっと荷物も軽かったのに、と、発売日があと10日早ければと悔やまれます。
 写真は、起動したところです。
 起動も速いし、動きもさくさくです。
 ただ、Safariにフラッシュプレイヤーが入っていません。
 AppleとAdobeが喧嘩をしてしまったので、抜かれてしまったようです。
 ちょっと面倒ですが、これは、自分でインストールしなければなりませんでした。

 私は、Macを買うと、いつも、いきなり再インストールをします。
 なので、友人には、びっくりされます。
 まずは、ハードディスク(MacBook Airではフィラッシュメモリー)にパーティーションを切りたいからです。
 これは、ハードディスクをいくつかの部分に分けて、それぞれ別のドライブと認識させるためです。
 痛い教訓からの発想です。
 昔のシステムは、結構不安定でした。
 システムが飛んでしまうと、起動しません。
 デスクトップに置いておいた書類は、救えないことも多々あります。
 でも、別ドライブに書類を保存しておけば、システムの再インストールをしても、保存用のドライブは無事という裏技です。
 あるいは、ときどき、保存用ディスクごとバックアップを取ってしまいます。
 ということで、再インストールも無事に終わり、AtokとiWorks(5台までOKのファミリーパックです!)をインストール。
 アップデートも無事に終了。

 さて、MicrosoftのOffice、最近はライセンス認証もしなくてはなりませんし、ハードごとにソフトを用意しなくてはなりません(アカデミックのファミリーパックでは3台まで)。
 ところが、個人的には、あまり、WordもPowerPointも使いません。
 Excelをちょっと使うくらい。
 なぜって、文章を打っているときに、なんだか変なフォーマット(たとえばリストやタブ設定など)が勝手に入ってしまって、自由な文章が打ちにくいんです(縦書きと原稿用紙だけはいいんですけど)。
 なので、あまり、必要性を感じません。
 ところが、Windowsを使う同僚や文科省などは、Wordや恐ろしく複雑なマクロを組み込んだExcelで文書を送ってきます。
 それを、読むためだけにOfficeを買うのもばからしいです。
 最近は、書類の保存方式が変わって、古いバージョンでは、新しい書類が読めないんです!
 で、ある時、気がつきました。
 これは、最近、知ったことですが、Officeを組み込んでないパソコンで、もらったWordファイルを読もうとしたら、自動的にPagesが立ち上がり、問題なく読めました。
 他のファイルも、PowerPointはKeynoteで、ExcelはNumbersで。
 そして、Pagesで作った文章もワードに書き出せます。
 ということで、このMacBook Airには、新たにOfficeを買うのは辞めました。
 むしろ、プレゼン用に、ほとんど他の人の使用しないマニアックなソフトは、いっぱい入っています。
 たとえば、Briceなんて知りませんよね。
 日本語版はVer.4で発売中止になってしまいましたので。
 今は、英語版でVer.7です。
 3Dソフトで、良く活用しています。
 まあ、それは蛇足として……。

 これで、講義やプレゼンも楽になりそうです。