http://books.rakuten.co.jp/rb/EQ-こころの知能指数-ダニエル・ゴールマン-9784062562928/item/1003063/
EQシンポジウム 第5回メガチェンジ「世界の最新EQ事情」
http://www.e-ken.info/seminar/2010/10/post_23.php
というのが、開催されたそうです。
1990年代に、EQが流行ったことがあります。
IQは、知能指数。
こちらは、物事をどのように論理的に処理できるか。
一方、EQは、Emotional Intelligence Quotientで、感情能力(こころの知能指数)としても、結構、ベストセラーになりました。
私たちの心は、いくつかの部分で出てきいます。
・論理的な部分がある
・感情的な部分がある
・身体的な部分がある
その三つの葛藤の上に、行動が決定しているんですね。
アブラハム・マズローは、人の欲求をピラミッド状にして表現をしました。
・最も原始的な physiological need 生理的な欲求
・そして、safety need 安全への欲求
・social need/love and belonging 親和の欲求、社会的欲求として、愛や所有
・esteem 承認の欲求・自我の欲求
・self actualization 自己実現の欲求
と言う段階で、徐々に進化をしていきます。
でも、欲求の原動力は何でしょうか?
感情ですね。
好き・嫌い!
大きいですね!
前に紹介した、「世界は感情で動く」「経済は感情で動く」という本がありました。
私たちの、日常の何気ない決断の多くも、「感情」に動かされています。
これを、うまく活用するか、流されてしまうかで、結果は全く違って来ます。
「怒る」と「叱る」という話にも触れたことがあります。
「怒る」は、自分が切れています。
「叱る」は、相手のことを考えているんですね。
「叱る」ためには、自分の感情とうまくつきあわなくてはなりません。
「感情」を使いこなせば、100人力です!
私は、いつも「どうして、怒らないんですか?」と訊かれることがあります。
まず、人前で、本気で切れたことはありません。
なぜって、『怒り』を感じないからです。
感じていないと言うと、100%そうではありませんが、単に、エネルギーを変換してしまっているだけなんです。
ですから、『怒り』を『怒り』として留めておかないからです。
「感情」はため込むからおかしくなるんですね。
究極のテクニックは「上善如水」です!
日本国際歯科大会の講演では、「恐れ」主体のやりかたから「喜び」主体のやりかたに変化させようなんてことをお話ししてきました。
時々、そんなテーマに触れていきますね。