日本全国、サッカー日本チームの勝利に沸いていますが、その陰で、ちょっとだけ報道されたウインブルドンの試合の方に興味があります。
 
 記事は伝えています。
 「テニス史上最長!」
 「11時間5分でようやく決着!」

 サッカーは、前半45分、後半45分、ロスタイムを入れても、2時間はかかりません。
 でも、11時間です。

 男子シングルス1回戦。
 ジョン・イスナーと、ニコラス・マユ戦。
 男子は、5セットマッチで行われます。

・1日目

 双方共に、2セットずつ取りました。
 でも、ここで、日没、翌日への持ち越しとなります。

・2日目

 第5セットがスタートします。
 普通は、タイブレーク制をとっています。
 ですから、6-6になると、サドンデスになります。
 でも、最終セットだけは、決着が付くまで行うルールになっています。
 そして、59ー59。
 この日も、日没を迎えます。

・3日目

 ついに、70ー68で、ジョン・イスナーが勝利を手にしました。


 どこがすごいかって?
 高校野球でも、延長戦の末、18回まで戦っても決着が付かず、再試合というのもありました。
 でも、野球も、サッカーも、団体戦です。
 野球では、攻めの時には、バッター以外は休めます。
 サッカーも、交替が可能です。

 でも、シングルスです。
 一人で、11時間戦い抜いたのですね。

 前のブログにも書いたように、どんな一球も「無二の一球」です。
 手を抜けません。
 一球一球に駆け引きが続きます。
 その緊張感を11時間以上も戦った、その精神力が素晴らしいと思います。


 さて、残念ながら、日本勢は全員姿を消してしまいました。
 でも、しばらくは、寝不足が続きそうです。