今日は夏至です。
北半球で、一番、日の長い日でした。
もちろん、ワールドカップの行われている南半球では、いちばん日の短い冬至です。
写真は、窓から見た今日の夕日です。
さて、この週末は、西新宿のハイアットリージェンシーで大学の同窓会がありました。
もう卒後うん十年になりますが(個人情報のためここは伏せておきます(笑))、皆、学生時代に戻れます。
もちろん、頭が白くなったり、砂漠化したり、メタボ体型になったりした人もいますが、面影はあります。
まだ、バブルの時に流行ったワンサイズ以上も大きな、肩の張った袖の長いダブルを着てくる輩も(笑)。
ちなみに、ファッション関係の雑誌を読むと、景気の良いときはラペル(紳士服の襟のこと)の太い背広がはやり、景気が悪いとラペルも細くなるそうです。
これに合わせて、ネクタイも太いのが流行りましたが、最近は、細いのが主流ですね。
早く、景気が回復して欲しいですね。
なぜ、そんな話になったかというと、同級生はみんな歯科医師です。
バブルの頃は、分院を出したり、羽振りが良かったのですが、みんな、縮小気味です。
なにしろ、歯医者さんのバイト代は、私が学生時代から数十年変わりません、むしろ、下がっています。
もちろん、物価はものによっては数倍(下がっているのはパソコンの値段くらい?)になっていますが、歯科の保険点数はほとんど上がっていません。
当然、材料費もスタッフの歯科衛生士さんや歯科助手さんの給料は上がりますから、減らせるのは歯医者さんの給料だてっけことになります。
ということで、最近では、歯科衛生士さんよりも初任給の少ない歯科医師もいるとか……。
でもって、みんな結婚して、子供もいます。
22歳の子供のいる女医さんもいました。
そんな中で、話題になったのが、自分の子供を歯科医師にするかどうか。
私たちは、一番、偏差値も高く、倍率も高いときに入学した学年です。
もちろん、授業料も一番安いときでした。
でも、今は、こんな状況です。
http://www.dental-exam.net/enter-cost.html
私立では卒業までに、3000万円以上必要です。
ここに、生活費もプラスされます。
卒業後に、回収ができるでしょうか?
と言うのが、最近の歯科医師離れの原因でもあります。
http://www.shikadaikyo.or.jp/result/index.html
これからも、良い歯科医師や歯科衛生士を育てるために、もっと、力を入れなければ、と思った週末でした。