$山田隆文の歯医者さん日記

 http://www.quint-j.co.jp/shigakusyocom/html/products/detail.php?product_id=1771
 クインテッセンス出版の「歯科衛生士」4月号です。
 連載中の記事の4回目が掲載されました。
 「専門的コミュニケーションのワザを磨こう
  第4回 エゴグラムから人との交流を理解してみよう」

 人間関係って、結構難しい?
 なぜなら、その人が生まれてからこれまで経験してきたこと、考え方、信じていること、なんてのは、みんな違うからです。
 違う人間と違う人間を、同じ尺度で捉えようとするから、おかしくなります。
 「みんな違うんだ」という前提に立つと、腹が立ちません(笑)。
 エゴグラムでは、自我を5つのパターンに分けます。
 お父さん・お母さん・大人・自由な子供・いい子(抑圧された子供)です。
 こんな風に考えてみてください。
 道で一万円札を拾った。
 天使は「交番に届けなくちゃ!」とアドバイスします。
 悪魔は「誰も見ていないから、もらっちゃえ!」とささやきます。
 どこかの自我が勝って、行動に移ります。
 でも、厳しいお父さん優位な人も、優しいお母さん優位な人も、大人だなと言う人も、キャピキャピの子供の人も、そして、イエスマンのいい子の順応した子供もいます。
 では、どのように生きればいいのでしょうか?
 winーwinです。
 ウインウインです。
 どんな意味かって?
 私もオーケー、あなたもオーケー、と言う状態です。
 どちらか一方が勝つのではなく、双方が勝利者であり(というよりは、勝ち負けを越えたところにあります)、双方にとって利益になります。
 人間関係も、それを目指したいですね。

 さて、同じ雑誌ですが、お友達の歯科衛生士さんも連載中です。
 「コーチングテクニックを後輩指導に生かそう!
         Technic4 自立を促す質問に変えよう」という短期連載です。
 歯科衛生士さんで、現在は、コーチングの事務所を開いている箕輪香里さんです。
 http://manacomi.jp/index.html
 コーチングに興味のある方はのぞいてみてください。