平成22年3月21日、日本テレビの、行列のできる法律相談所のスペシャルです。
 (最近、なんとなくバラエティ番組になってしまったような気がしますが……)
 島田紳助さんと、松本志のぶさんの司会で、弁護士の北村晴男さん、住田裕子さん、菊地幸夫さん、本村健太郎さんのコメントも非常に面白いです。
 大阪府知事の橋下徹さんも、参議院議員の丸山和也も、ここの出身。
 さて、タイトルは、「気の毒な夫No.1決定戦スペシャル」
 スペシャルゲストに、花より男子の井上真央さん。
 ゲスト(というか、血祭りに上げられるのが……)オール阪神さん、宮迫博之さん、河本準一さん、ノッチさん、長谷川穂積さん、阿部祐二さん、大塚拓さん、磯野貴理さん、東野幸治さんでした。
 せっかく振られた時に、ちゃんとしゃべれと突っ込まれるノッチさん。
 井上真央にも滑ってしまいました(笑というよりかわいそう)。
 衆議院議員だった大塚拓さん。
 現在、浪人中で、参議院議員の奥様の丸川珠代さんに頭が上がらない。
 確かに、大変なお仕事だとは思いますが……。
 (私の高校の先輩の中島政希さんも、4回目の選挙で、ようやく議員になりました。ご活躍を期待しております。)
 などなど、強い、怖いお嫁さんを、おもしろおかしく紹介しました。
 数年前には、観月ありささんとガレッジセールのゴリさん主演の、「鬼嫁日記」なんてのもありましたが……。

 でも、なんで、こうなるんでしょうか?
 愛しているから結婚したんじゃ……??????
 どこで、歯車が狂ってしまったんでしょうか?
 どこで、ボタンを掛け違えてしまったんでしょうか?

 これは、結婚への幻想から起こります。
 よく、こんなことを言いますね。
 「結婚して、幸せになります」

 いいと思います?
 おかしいと思いませんか?
 だって、結婚したら幸せになれるんです。
 今は、幸せじゃないんですか?

 こんな本があります。
 またまた、廃版ですみません。
 中古市場で探していただくしかないんですが……。

$山田隆文の歯医者さん日記

 http://www.amazon.co.jp/神さまはハーレーに乗って―ある魂の寓話-ジョーン-ブレイディ/dp/4047912352/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1269217207&sr=8-1
 http://books.rakuten.co.jp/rb/神さまはハーレーに乗って-ある魂の寓話-ジョーン・ブラディ-9784047912359/item/780260/

「神さまはハーレーに乗って~ある魂の寓話~」
 ジョーン・ブレイディ著・深町眞理子訳・角川出版。

 以下、少し引用します。
 男女の恋愛について、こんな風に書いてありました。
『内心に巣くう悪魔を退治した上で、(略)真の愛情についても理解を持っている』

 ちょっと、難しいですかね。
 簡単に言います。

 心に隙間があります。
 でも、自分では埋められません。
 だから、誰かに埋めて欲しいんです。
 そこに、パートナーの愛を満たそうとします。
 だから、そんな女性はこうききます。
 「私のこと好き?どれくらい好き?愛してる?」
 身に覚えがあるでしょうか?
 「ああ、好きだよ」という言葉がなければ、自分の恋愛状態を維持できないんです。
 もし、両方がそんな状態だったらどうなるでしょうか?
 お互いに、お互いのエネルギーを奪い合います。
 やがて、エネルギーは枯渇してきます。

 始めからマイナス同士の二人が出逢っても、プラスにはなりません。

 こんな物語がありましたね。
 フランシス・ホジソン・バーネットの「秘密の花園」です。
 妻に死なれて落ち込んでいるクレーヴン氏。
 そして、閉じこもっているコリン。
 みんな、魂の飢えに渇望しています。
 そこに、両親を亡くしたメアリーが引き取られてきます。
 メアリーは、そこで、クレーヴン氏の奥様の造った庭を発見します。
 メアリーはディコンとともに、その花園を復活させます。
 そして、コリンやクレーヴン氏の心も開くことができました。

 さあ、この物語から、何を学べるのでしょうか?
 地震で両親の愛を失ってしまったメアリーは、心に空いた隙間を、花園を再生させることで埋めていきました。
 コリンやクレーヴン氏は、ただ、空いた隙間を寂しがっていました。
 誰かに満たして貰おうと、受け身でした。
 でも、奪おうとしても奪えませんから、コリンやクレーヴン氏はいつもいらいらして、怒って、だれかに八つ当たりをしていましたね。
 ここに違いがあります。
 
 自分の心の花園を花で一杯にするためには、他人の花を取ってきて並べてもダメなんです。
 すぐに枯れてしまいます。
 すると、もっとむなしくなって、もっと花が欲しくなります。
 でも、自分の心の花園を満たせるのは、自分で育てた花だけなんです。
 土を耕し、石を拾い、種を植えて、肥料を上げて、ゆっくりと育てていきます。
 美しく咲いた花は、周りの人も笑顔にできます。

 「神さまはハーレーに乗って~ある魂の寓話~」では、こう書いています。
 『世の中には本当にそんな人がいるの?』

 もちろん、いますよ。
 でも、数は少ないです。
 本物を見分ける目を持っていれば、見えます。
 そのためには、自分の心の花園を花で満たさなくてはなりません。

 えっ?
 小石じゃなくて、大岩ですって(笑)。
 石の拾い方はまたいつか。

 さて、一つ本を紹介しておきます。
 「あなたの中のグレムリンを捜せ-こころの怪物を手なずける方法-」
 リチャード・デーヴィド・カーソン著
 http://books.rakuten.co.jp/rb/あなたの中のグレムリンを捜せ-こころの怪物を手なずける方法-リチャード・デーヴィド・カーソン-9784845411030/item/664418/
 ごめんなさい、これも廃版です。