というのが、良く、マーケティングやスタッフのモチベーションの話で聞かれます。
ネットで検索をすると、非常にたくさん出てきます。
http://www.insightnow.jp/article/3415
http://www.pressure-point.info/marketing/262.html
http://www.roumuya.net/words/n/nirokuni.html などなどなど……。
さて、どんなことかというと、集団は
・2割 生産性の高い層・よく働く層
・6割 平均的な層・上の2割に引っ張られる
・2割 生産性の低い層・あまり働かない層
に分けられる、というものです。
ランチェスター戦略の、ABC分析にも同じようなものがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ランチェスターの法則
あるいは、パレート分析とも呼ばれます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/パレート分析
ABC分析は、別名「重点分析」とも呼ばれます。
ある集団(あるいはもの)をプライオリティをつけて整理して、大事なものから順に並べていくと、こうなりますということです。
パレート分析(ABC分析)では、頻度を分析をして、管理効率を高めるために利用されます。
http://books.rakuten.co.jp/rb/%E3%80%88図解〉ランチェスター戦略経営入門-ランチェスターシステムズ-9784763180780/item/1100901/
では、こんな例が書いてありました。
例)お祭りです
A 御輿を実際に担いでるグループがります
B 御輿を担いでいるふりをして、実はただ触っているだけのグループもあります
C 御輿にぶら下がっているだけのグループもいるんですね
2・6・2の法則は、ルーツはありさんでした。
アリの集団を見ていると、2割が一生懸命に働き、6割が平均的で、2割がさぼっている。
この部分だけが、一人歩きをして、マーケティングで使われています。
でも、実際には、続きがあります。
エリート集団の2割だけを取り出して、別の集団を作ります。
と、やはり2割が一生懸命に働き、6割が平均的で、2割がさぼっている。
一方で、さぼっている2割を取り除く。
やはり、2割が一生懸命に働き、6割が平均的で、2割がさぼっている。
という現象が起こるそうです。
当たり前といえば当たり前なんですが……。
だって、人間は、9時から5時まで働きます。
いっせいに夜寝ます。
でも、医療現場などでは、日勤・準夜勤・夜勤の3交替もあります。
ですから、一瞬の時間をだけを切り出して、2割がさぼっているというのは、極端な考えなんですね。
実は、下の2割は交替で休んでいるだけなのかもしれません。
戦略だって、予備兵力がなければ破綻します。
もちろん、どんな集団でも序列が発生するというとらえ方をする人もいるようです。
なかなか、難しいですね。
さて、始めの部分だけで一人歩きをしている2・6・2の法則なんですが、たとえば、私の仕事はFD(ファカルティディベロップメント)のとりまとめです。
先日の京都の出張も、
財団法人コンソーシアム京都
http://www.consortium.or.jp/
京都FD開発推進センター(京えふで)
http://www.kyoto-fd.jp/
主催のシンポジウムでした。
FD(Faculty Development)というのは、学校などの組織で、学生のためのよりよい教育を考えていこうとするものです。
狭義の意味から、非常に広い意味までありますが、エッセンスはそんなところです。
会場となった同志社大学の園月教授が、こんな風にプレゼンをしました。
「2・6・2の法則を静かに受け入れよう」
2割 は、FDに積極的に参加します
6割 は、できるなら協力しますが、よくわからない部分もあります、そして、無理なら協力はしたくないと考えています。
2割 は、とにかく反対です。
この部分は、静かに無視をしましょう、というのが結論です。
さて、そのまま静かにしていてくれればいいのですが……。
当然、問題が起こります。
2割の存在が、足を引っ張ってしまうことがあります。
せっかく、良い方向に進んできているのが、元に戻ってしまうことがあります。
変化の中で、「変化したくない」というのは、確かに、本当のことです。
「恐怖」があります。
いままでの、既得権を手放したくありません。
そのためには、頑強に反論をします。
本当に、必死で、見ている方も、哀れに感じてくるくらいです。
でも、古い考えの人々は、パワーゲームを使います。
「俺に逆らったら、どうなるかわかっているだろな!」です。
様子見の6割は、こういった脅しには弱いです。
さあ、改革は前に進みません。
教育改革では、Insightnowの2009年7月3日の記事、松尾順さんの書かれた「人が動かない4つの理由」というお話が心に残ります。
http://www.insightnow.jp/article/3761
若くして品川女学院を継いだ漆紫穂子校長のお話です。
日経ビジネスオンラインでエッセイが連載されていて、楽しく読んでいましたが、現在は、残念なことにお休みになってしまいました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20081007/172941/
さて、「人が動かない4つの理由」とはこんなことです。
・知らない
・責任を取りたくない
・めんどうくさい
・あなたが嫌い
第15回FDフォーラムでシンポジストが話されていた言葉が耳に残ります。
「不和をもって尊しとなす」
FD担当者は、どこの大学でも嫌われもののようです(笑)。
ネットで検索をすると、非常にたくさん出てきます。
http://www.insightnow.jp/article/3415
http://www.pressure-point.info/marketing/262.html
http://www.roumuya.net/words/n/nirokuni.html などなどなど……。
さて、どんなことかというと、集団は
・2割 生産性の高い層・よく働く層
・6割 平均的な層・上の2割に引っ張られる
・2割 生産性の低い層・あまり働かない層
に分けられる、というものです。
ランチェスター戦略の、ABC分析にも同じようなものがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ランチェスターの法則
あるいは、パレート分析とも呼ばれます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/パレート分析
ABC分析は、別名「重点分析」とも呼ばれます。
ある集団(あるいはもの)をプライオリティをつけて整理して、大事なものから順に並べていくと、こうなりますということです。
パレート分析(ABC分析)では、頻度を分析をして、管理効率を高めるために利用されます。
http://books.rakuten.co.jp/rb/%E3%80%88図解〉ランチェスター戦略経営入門-ランチェスターシステムズ-9784763180780/item/1100901/
では、こんな例が書いてありました。
例)お祭りです
A 御輿を実際に担いでるグループがります
B 御輿を担いでいるふりをして、実はただ触っているだけのグループもあります
C 御輿にぶら下がっているだけのグループもいるんですね
2・6・2の法則は、ルーツはありさんでした。
アリの集団を見ていると、2割が一生懸命に働き、6割が平均的で、2割がさぼっている。
この部分だけが、一人歩きをして、マーケティングで使われています。
でも、実際には、続きがあります。
エリート集団の2割だけを取り出して、別の集団を作ります。
と、やはり2割が一生懸命に働き、6割が平均的で、2割がさぼっている。
一方で、さぼっている2割を取り除く。
やはり、2割が一生懸命に働き、6割が平均的で、2割がさぼっている。
という現象が起こるそうです。
当たり前といえば当たり前なんですが……。
だって、人間は、9時から5時まで働きます。
いっせいに夜寝ます。
でも、医療現場などでは、日勤・準夜勤・夜勤の3交替もあります。
ですから、一瞬の時間をだけを切り出して、2割がさぼっているというのは、極端な考えなんですね。
実は、下の2割は交替で休んでいるだけなのかもしれません。
戦略だって、予備兵力がなければ破綻します。
もちろん、どんな集団でも序列が発生するというとらえ方をする人もいるようです。
なかなか、難しいですね。
さて、始めの部分だけで一人歩きをしている2・6・2の法則なんですが、たとえば、私の仕事はFD(ファカルティディベロップメント)のとりまとめです。
先日の京都の出張も、
財団法人コンソーシアム京都
http://www.consortium.or.jp/
京都FD開発推進センター(京えふで)
http://www.kyoto-fd.jp/
主催のシンポジウムでした。
FD(Faculty Development)というのは、学校などの組織で、学生のためのよりよい教育を考えていこうとするものです。
狭義の意味から、非常に広い意味までありますが、エッセンスはそんなところです。
会場となった同志社大学の園月教授が、こんな風にプレゼンをしました。
「2・6・2の法則を静かに受け入れよう」
2割 は、FDに積極的に参加します
6割 は、できるなら協力しますが、よくわからない部分もあります、そして、無理なら協力はしたくないと考えています。
2割 は、とにかく反対です。
この部分は、静かに無視をしましょう、というのが結論です。
さて、そのまま静かにしていてくれればいいのですが……。
当然、問題が起こります。
2割の存在が、足を引っ張ってしまうことがあります。
せっかく、良い方向に進んできているのが、元に戻ってしまうことがあります。
変化の中で、「変化したくない」というのは、確かに、本当のことです。
「恐怖」があります。
いままでの、既得権を手放したくありません。
そのためには、頑強に反論をします。
本当に、必死で、見ている方も、哀れに感じてくるくらいです。
でも、古い考えの人々は、パワーゲームを使います。
「俺に逆らったら、どうなるかわかっているだろな!」です。
様子見の6割は、こういった脅しには弱いです。
さあ、改革は前に進みません。
教育改革では、Insightnowの2009年7月3日の記事、松尾順さんの書かれた「人が動かない4つの理由」というお話が心に残ります。
http://www.insightnow.jp/article/3761
若くして品川女学院を継いだ漆紫穂子校長のお話です。
日経ビジネスオンラインでエッセイが連載されていて、楽しく読んでいましたが、現在は、残念なことにお休みになってしまいました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20081007/172941/
さて、「人が動かない4つの理由」とはこんなことです。
・知らない
・責任を取りたくない
・めんどうくさい
・あなたが嫌い
第15回FDフォーラムでシンポジストが話されていた言葉が耳に残ります。
「不和をもって尊しとなす」
FD担当者は、どこの大学でも嫌われもののようです(笑)。