http://books.rakuten.co.jp/rb/しがみつかないー『徒然草』のススメ-鈴村進-9784837978381/item/6325772/
と言う本を見つけました。
直江兼継など歴史物をたくさん書かれている、鈴村進さんの最新本です。
しがみつかない=執着を手放すことは、こんな時代から気がついていたんでしょうか?
確かに、徒然草は、中学生くらいの頃に読んでも、非常に面白いなあと思った記憶があります。
本の中では、こんな風に紹介されています(上記本の目次より一部を引用しました)。
・無理をしない
・今の自分をわきまえる
・勝とうと考えない
・完璧主義をやめる
・目先の問題にとらわれない
・自分にとって必要なものを見極める
・こだわりを捨てる
・金や名誉にとらわれない
・余分なものを持たない
・背伸びをしない などなどなど……
あれ?
同じですね。
吉田兼好さんは、鎌倉時代から南北朝時代の700年も前の人ですが、もう、同じ事考えていたんですね。
はっとさせられる内容が盛りだくさんでした。
でも、時代は変わります。
世の中にものがあふれ、情報があふれ、やらなければならないこともあふれています。
もっともっとしがみつかなければならないものもあります。
情報の洪水の中かは、本当に自分に必要なものだけを見つけるには……。
だからこそ、しがみつかない、捨てる、と言うことが重要な時代になってくるかもしれませんね。