おはようございます。
本日は介護保険住宅改修工事のご紹介をさせて頂きます
過日弊社にお客様から問い合わせのお電話を頂きました。
電話内容は膝が悪く、段差でつまずく。トイレ時に便座から立ち上がるのがしんどい。
お風呂に入る時に不安定になるので怖い。という内容でした。
その後お客様のお宅へおじゃまし、現場調査をさせて頂きました。
30年以上前の家はほとんどがバリアフリーではなく、段差の多い家が多いです。
ほんの数ミリ上がっている敷居の方が、逆に意識しない為 つまづくことが多いそうです。
お客様の状態も加味し、介護保険を適応した住宅改修をご提案させて頂き介護保険住宅改修を行うこととなりました。
お客様の動線・状態をお話を聞かせて頂き、家の現状を調査してスロープ・手すり・床の嵩上げをご提案させていただきました。
まずは廊下の段差 高さが12cmもあり上がるのが大変だという事でした。
手前に大きなスペースがありましたので、スロープ並びに昇降時につかまる手すりを取り付けました。
また、奥に続く廊下の床の高さよりも各部屋の敷居の高さ(部屋全部同じ高さ)が14mmあがっていたので、廊下の床を重ね張りすることでバリアフリーの状態を作ることができました。
部屋側はもともと和室になっており、畳が敷居と同じ高さでしたので、問題ありませんでした。
工事後お客様に感想をお聞きしたところ、以前に比べ安心して生活ができるとのお言葉を頂きました。
因みに介護保険住宅改修制度は要支援・要介護認定を受けた方が手すりなどの改修工事を申請すると、工事費の9割または8割の費用が支給される制度となります。上限金額は20万円となり、収入等によって支給される割合が9割か8割かがきまります。詳しくは役所などへおといあわせください。