1.改定内容

 

 総支払限度額が7兆円から11兆3,000億円へ引上げられました。

 

2.改定日

 

 2016年4月1日

 

 

【ご参考】地震保険の総支払限度額とは

 

地震災害は巨額の保険金支払をもたらす可能性があるため、地震保険では、保険責任の大半を政府が再保険により引受けています。しかしながら、いかに政府といえども無限に責任を負うことはできないため、1回の地震における保険金の支払限度額が定められており、この金額を総支払限度額といいます。総支払限度額は、関東大震災クラスの地震が発生した場合においても、支払保険金の総額がこの額を超えることがないように設定されており、適宜見直しが行われています。

 政府の調査機関が2014年12月に震源モデルの見直しを公表したことに加え、今後の加入者増にも備えるため、政府は総支払限度額の引上げを決定しました。今回総支払限度額が11兆3,000億円へ引き上げられたことにより、地震保険は引き続き安心してご加入いただける制度となっております。