きょうの「朝日新聞」13面。「朝日歌壇」。

■高野公彦・永田和宏共選
笑うの字人の笑ったかおに見えぼくはノートにたくさん書いた
(東京都府中市)中安 桐也

★★★
 高野公彦の評によると、「作者は七歳」。漢字おぼえはじめるころってなあ、漢字をみる眼がういういしいから、こうなるんだろうね。

 ソレじゃやってみっか。

笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑
笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑
笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑

 は? 「やめなさい。アンタがやると、たしかに笑った顔にもみえるけど、その笑いが黒い」ですって?

 こらまた失礼を。

■佐佐木幸綱選
原発の稼働すすめる人達よ崩れ原発見に来てほしい
(いわき市)馬目 弘平

★★★
 馬目さんのおっしゃるとおり。

原発を新設するかそれならばわきに国会議事堂建てろ

 ついでといったら何だが、自民党本部も原発のわきに建ててほしいね。

■高野公彦選
宇宙にも軍事拡げる人間よ月には兎がいるだけでよし
(静岡県)小長谷千鶴子

★★★
 小長谷さん。月には鯨もいるそうで。いえ。近ごろ読んだ、小田雅久仁の「残月記」て小説でのハナシですが。

 この小説、いわゆるディストピアもの。カリスマ気どりの政治家がひきいる政党が一党独裁やるわ、伝染病がはやるわなんだが、書かれたのは2019年。

 つまり。伝染病のほうはアタっちまったってコトになる。さらにいえば。カリスマ気どりの政治家は暗殺されるから、こっちもアタっちまったか。恐ろしきは小説家の想像力。ご興味が出たかたはご一読を。双葉社から本体1650円足す税だから1820円くれえで絶賛発売中つ‼️   何しろ2022年の日本SF大賞受賞作だからね。

■永田和宏選
災に続き戦場映し出し次いでテレビはシャンシャン惜しむ
(堺市)芝田 義勝

★★★
 テレビにかかると、何でも「ただの話題」になっちまうってコトかね。

 ソレでもテレビにははたらいてもらわねえとね。

気にいらぬ番組ツブす相談をしていたクセに「捏造」連呼

 誰たあいわねえが、元総務相でいまは経済安全保障担当相。こういうヤツをのさばらせねえためにね。

■高野公彦・馬場あき子共選
原宿のフルーツパーラー行列に慣れてる顔で私も並ぶ
(富山市)松田 梨子

★★★
 う〜ん。こういうコトですか?

「富山から原宿まで出てきて、『人気のあのお店』に行ったけど、『行列できてるつ‼️』と騒ぐとオノボリサンと思われるんで、『いつもと同じ』てフンイキで行列に並んだ」

 そうだとしたら、タイヘンですねえ。アタシなんかこう思ってんですけど。

原宿をただの空き地にしてしまいあとはテキ屋にまかせればいい

 いまのアタシは、ソーセージも煮込みも食えねえし、生ビールも燗酒も呑めねえカラダだけど、あの露店が並ぶフンイキはでえ好きなんでね。

 ソレじゃ今回はココまで。お退屈さまでした。