きのうの「朝日新聞」11面。「朝日歌壇」。
今回も、ウクライナとロシアとのイクサにからんだお歌が多い。選者4人でお一人十首のしめて三十九首のうち、十六首。
は? 「選者4人でお一人十首なら四十首でしょ」ですって? 共選作が一首あんの。
■高野公彦・佐佐木幸綱共選
ウクライナが気になりますと語りたり洋上の堀江謙一さんが
(上尾市)鈴木 道明
★★★
「太平洋ひとりぼっち」で海と向かいあいたいかたにまで心配かけるたあ、ホントにあのロシア大統領はハタ迷惑なヤロウだ。
もっとも。アタシはこうだけど。
ウクライナ気にはなるけどそれよりもわが身の先のことが心配
そう。アタシもこうですから。
■永田和宏選
ふと思う既婚未婚に拘わらず待ち受けてます後期高齢
(岡山市)曽根ゆうこ
もっといやあ。
親もなく妻なく子なく版木なし金もなけれど死にたくもなし
は? 「アンタ、このネタ前にもやったでしょうがつ‼️」ですって? そうでしたかい? 覚えてねえ。
話もどして。ウクライナとロシアとのイクサにからんだお歌。
■高野公彦選
天敵の居らぬ人類自らで数を減らせと言ふのか神は
(村上市)鈴木 正芳
■永田和宏選
あの戦争止められなかったその理由いまうっすらと分かり始める
(東京都)趙 栄順
■馬場あき子選
どこまでも愛らしき瞳出てくるマトリョーシカ春、淋しきロシア
(三重県)尾崎 淳子
■佐佐木幸綱選
悲しきはうららな春の新聞の歌壇につらなる戦争のうた
(安中市)鬼形 輝雄
★★★
まず、イイガカリみてえな一首。
マリウポリつまり陥落したんだろそう書きなさい朝日新聞
きのうの「朝日新聞」1面じゃ、「『マリウポリ完全制圧』/ロシア 製鉄所 計2439人投降」。ウクライナびいきで知られてる朝日新聞さんなんだ、「マリウポリ陥落‼️/ロシア 『完全制圧』と発表」とかにしろよな。
こんどは、都々逸。
流行り病も欲には勝てぬ勝てぬはずだよ先がない
そう。コロナがなくなったワケじゃねえのに、「同志兵士よ、キエフを撃て」やんだからね。欲に目がくらんでアタマはたらかなくなったとしか思えねえ。
イクサのコトはココまで。
■永田和宏選
さがしてもさがしてもみつからぬ眼鏡のようなさびしさがくる
(瀬戸内市)児山たつ子
■佐佐木幸綱選
「近頃は狸が増えて困っている」と真面目に記す村の議事録
(五所川原市)戸沢大二郎
★★★
児山さん。オソロシイ歌をお詠みで。
コレって、コレでしょ。
「オレのメガネがないつ‼️」
「アナタのアタマとオデコのあいだにかかってるでしょ」
つまり。さびしさは、ホントはカラダにくっついてんのに、当人だけが気づいてねえ。
コレと似たよなのをホラー調にして詠むと。
振りかえるそこにはだれもいないはずじつはいるんだ「黒いアンタ」が
そう。この「黒いアンタ」が見えるよになったら長えコトねえっていうから、気ィつけましょ。
戸沢さん。そりゃマジメにそう書くでしょ。なんの話持ちだしても、村議会の場じゃハッキリしたコトいわねえで、ヨソでヒソヒソコソコソやる村会議員は、六十余州にいくらでもいそう。
さりとて。そういうのの名前出してアレコレはカドがたつ。ソレで、タヌキはヒトをばかすてのをふまえて、「狸が増えて困っている」とボカして書いた。そういうコトでしょ。
このヘンのコトを茶化しで詠むと。
人よりもキツネタヌキが多くいるウチの議会はそういうトコロ
まあね。アタシがいる千葉県某市の市議会は、キツネタヌキほども知恵がまわらねえヒトばっかりだなんていってるのもいるみてえだけどね。
さて。今回のトリ。ご存じ令和の御世の大伯皇女。
■高野公彦選
弟とママと作ったお昼ご飯あすかルビーのフルーツサンド
(奈良市)山添 葵
★★★
アタシが「ロ○○ンだ小○○愛だ」といわれのないソシリを受けながらも、セッセととりあげる山添葵さん。ちなみに、お歌に出てくる「あすかルビー」てのは、選者の評によると「奈良で育成された苺」だそうで。
やっぱり。子どもんころは、家族いっしょにつくって、家族いっしょに食べるってコトしねえとね。こういう、パッと見はなにげないコトが、食いモン食うコトをでえじにするココロを生むんだな。
そう。親の意見をオロソカにして、そういうコトに背を向けつづけると、このジイさんみてえになっちまうのがオチ。
コレだからね。
食うコトをオロソカにした報いきていまは胃瘻で生きている身よ
まったく。胃瘻で注入する栄養剤を昼晩2回ぶん、それに胃瘻でつかうチューブやポンプを持ち歩くと、けっこうカサばんだぜ。
は? 「グチはいいから、アンタのくだらない腰折れを、葵さんのお歌のアトにもってくるのはやめなさいつ‼️ 葵さんのお歌の清々しさがだいなしになるでしょうがつ‼️」ですって?
こらまた申しわけねえ。気ィつけまさ。