エレベーターに乗り合わせた中国人グループの一人が、屋上でフットサルをしている人たちを見て「好酷!」と言っていました。
「かっこいい」ということなんですが、「酷」というのは口語英語の「cool」の音訳なのですね。私が中国にいた頃には聞いたことなかった言い方です。
40代くらいの女性の発言でしたが、これがもっと若い人だと「超酷!」と言うかもしれません。「超」は日本の若者言葉の「ちょー」の逆輸入版です。もとの日本語が音読みなのでこういった逆輸入もスムーズそうです。
 
あれっと思ったのは、最近中国人も初対面の時、「多多関照!(どうぞよろしく)」と言うことです。外国人相手の時だけかもしれませんが。
以前は日本人が「多多関照」なんて言うと、「あら、何もお願いされていないのに」なんて笑われましたけれどね。
 
ついでにもう一つ。中国の人気女優のインタビューを聞いていたら、彼女がなんと「写真」集を出すと言ったことには本当にびっくりしました。以前は日本語の写真は中国語ではあくまで「照片」であり、「写真」という日本語由来の単語をわざわざ使う場合はヌード写真を指すものでした。今はヌードでなくとも、女性のグラビアのことを「写真」というそうです。
 
中国は今、言葉の面でも激変していて、私はすっかり浦島太郎になってしまいました。