ドイツの癒しの森は、医療用に特別あつらえた森ではないという。
そこに暮らす人にとっては薪やキノコなど生活資源を採取したり、林業生産したりする森が、訪れる人にとってはそのままウォーキング、森林浴等に使う癒しの森だという。
森林は多面的な機能を持っているので、ひとつの森がいろいろな使われ方をするというのが、そもそも本来的なありかたなんだな。
なにかひとつの目的のためだけにあつらえた森は、コストを回収する方法もそのひとつしかないということになる。特化した森には柔軟性がない。
これからの森づくりは、木材生産にのみ目的を集中したかつての失敗を、また別の形で繰り返さないようにしたい。