人より速いもの・・・

人より光るもの・・・

人より多いもの・・・

人より広いもの・・・

お金を出せば手に入るカタチのハッキリしたもの。

追えばキリがない。でも、とても魅力的。

そこでこんなルールがあったらどうなるのかな?

“ひとつ手に入れる時に、今、自分が手に持つものをひとつ差し出す”

その時、なにを差し出すの?

多分、以前はとても魅力的だったけどその輝きは“一瞬”だったもの。

それらにはまだ輝くちからもチャンスもあるのに・・・

そこでルールを変えて、

“ひとつ手に入れる時に、今、自分が手に持つものをひとつ完結させる”

その時、なにを選ぶのか?それが自分に必要なものかもしれない。

置き去りになったもの、そのままにしていたもの。

すべてを救うことはできなくても、気付くことはあるかもしれない。

自分が置き去りにしてきたものを考える。

字が上手くなりたいと始めた通信講座のテキストには折り目の跡もなく、

見栄だけで買った高価なカバンは一度使ったあと、クローゼットの隅で形が崩れている。

いくつそういうものがあるんだろう?一瞬の・・・衝動で・・・置き去りの。

これからはまず、“自分と長く時間を共有できるものなのかな?”って想像してみたい。