良いこと、好きなことは前倒し。
面倒なこと、苦手なことは後回し。
例えばお金に関わること、もらえるものはすぐに手続きをするし、速攻で"引き出し"。
支払いや、借金の返済は支払い期限を確認しながらギリギリまでねばり、放置する。
例えば人との繋がり、好意を持つ人に会う約束はコツコツでマメに。気遣いながら、重くならないように、嫌われないように、あの手この手をせっせと模索する。
施設に入居する近親者やお世話になっている人見舞うこと、ご先祖様や生前近かった人のお墓参りは多忙・天候・気分で延期したり、腰が重かったり...
基準は、自分の利益や幸福度と、相手が知るか気付くかということ。
好意を持つ人にはよりよく想われたいし、時間勝負の部分がある。
お見舞いやお墓参りは、時間勝負ではなく、心やキモチで動くこと。
"行く意思はある"そのことを自身の心に刷り込み、そこに付随する日常を言い訳に次の機会とか、来週とか。
それらが一変し、施設で事故や事件が起きて、保証金や見舞い金が発生したら、我先に、"身内です""入居しているのは大切な家族です"と、前のめり。

任意保険とか、ネットショッピングのように、カタチのないものへの支払いは面倒。保証を買っているのに、手軽に買い物ができたのに、そのことは薄れて消えてしまう。

任意保険はその傾向が強い。ただ、不思議なもので更新や保証期間が切れたタイミングで事故が起こる。"払うつもりだった"はもちろん通らない。払ってないのだから。
見えるもの、見えないもの、見たいもの、見えてないと思っているもの...すべて前倒し、まえのめりにしていけたら。
後に出来た時間は別のことに使えるし、後に何が起こるのかはわからないのだから、余白にしておきたい。なかなかできないのが現実だけど...