こんな日はロックを聴いて静かに過ごそう
こんな日、別になんも無いのにこんな日は、と思う日がある
きっと何かがあるんだろうけど
思い当たるとしたら日々の積み重ねの中で少しずつ底に溜まった垢みたいなものが、一旦ここらで掃除しなきゃいけないくらいにまで溜まってしまった事か。
例えば絵を描くために疎かにしてきたその他諸々
例えば自分の事を考えていて周りの事を後回しにしていたその他諸々
例えば日々の生活習慣の偏りが身体に与える諸々の影響
そんなその他諸々の事柄が寄せ集まって
ふと気付けば眼前にガチャガチャと立ち並んでいるような、どこから手をつければいいのかよくわからないような有様
けれど僕の場合よっぽどじゃ無い
結構僕は心に整理をつけるのは上手いほうだから、それなりのものしか無いが、何せ少しづつでもかなりの長い年月をかけて積み上がったもので、それは積み降ろせればいいが染み付いてしまっているものはなかなか厄介に思う、
いくら画家の僕でも絵を描けば全てが解決するわけじゃ無い
むしろ逆で、自分の心と正面から向き合ってそれによって得られた答えが絵画に統合される、つまり自分なりの解釈や答えを、導き出す事が絵画制作につながっていると考える。
逆にその解釈、答えが万人に、より多くの人に当てはまる事柄ならそれはヒットするんだろう
僕が目指す画家というものにどうもヒットという言葉は似合わない
ホームランでも無い
きっと日々の鍛錬、いわゆる千本ノックを千回繰り返して得られたその人の強さそのものを目指すという方がしっくりくる
そしてその努力が実を結びここぞという時に爆発するようなもの
バットを振って当たったという感じでは無い
そのバットに何を込め
その背中に何を抱え
その足でしっかりと立ち
その目で見据えて
迷いなく振り切るその心意気
が僕はカッコいいと思う。
バットじゃなくて僕は筆を持ってる
一振り一振りは筆致である
僕の人生だ
