僕が絵を描くことによって人にできることはなんなのだろうと考えました。
僕が絵を描いていて喜んでいる人が今までいたでしょうか?
誰かのためになった事があったのでしょうか?
僕の知らない、もしかしたら鑑賞者も知らない変化がどこかでひっそりと起こったのでしょうか?
だとすれば幸いです。
ネガティブな意味では無くて、僕は自分の絵で誰かの心に訴えかけてそれが相手の心の中で反響するような、意識にスルッと滑り込むような絵を描きたいです
音楽であれば、歌詞やメロディーで聞いた人の心に直に影響があります、僕だってブルーハーツやハイロウズあたりを聞くと体が暴れます。
それと同じように、美術館や画集なんかを見ていても僕は同じようになる時があります
最近では家にあるゴーギャンの画集や長谷川利行の画集で心が掻き立てられて体が動き出し、あぁーって声まで出てきました。
つまり感動しているんです。
その画家がどのように考え、どのように生きてきたのか、描かれたそれがその時、その画家の目の前でどのようにあらわれたのか想いを馳せると心が揺さぶられて、体も揺さぶられて、声が漏れ出します。
その時、その画家も同じようになったはずなのです
これはまさにロックンロールと同じです。
僕にはその心を感じ取る力があるならば僕にもそれはできるのだと思っています。
いつも感動させてもらっています、僕にだって誰かのそんな感動のために画家をしているのです
感動させられっぱなしで心が揺れ疲れてしまうほどです
しかし絵を描いている時僕は体が揺れ、心が揺れ、声が出ます
僕はまたもや自分が感動させてもらってしまっている
何もお返しできるものが無いのです!
感謝するしかありません。
本当にありがとうございます、そして絵を描かせていただいてありがとうございます、生かさせてもらってありがとうございます。
と思うだけです、僕の絵にはそれが表現できているのでしょうか?
動かぬ画面を心と頭と体を使って描いた僕の作品が人の心を動かす事が出来るように僕は全力で頑張ります。
僕という画家が、この世界に生きているという事、生きていたという事を誰かが知ってくれたらと思います
それともう一つ
僕はバイトをして生活費を何とか稼いでいます
その日暮らしとまではいきませんが、その月暮らしではあります。
絵画はその合間合間の時間で描き出されてゆきます、僕は生涯で1万点以上描きあげるつもりでいるのです
この生活スタイルがわりとハマってしまっていて完全に生活の糧というところに画業は入ってきません、僕は画家として生きると言いながら、バイトで生きているのです、フリーターですよ!
こんなのは世間の目での話ですので本当はどうでも良い事ですが
僕はやはり言葉通り画家として生きていくためにやっています。
絵に打ち込む時間をもっと増やして、より良いものを僕は描いて行きたいのですが。
生活はこのようにカチッとはまっています、このままであるならそれは僕の運命と受け入れて絵を描き続けて行くしかありません。
僕は本当に画家なのか?
フリーターが絵を描いているだけなのか?
自分で自分を証明したいものです、人生をかけて!