久しぶりに試写会に行ってきたので、最近のやる気に乗じて感想書いていきます笑
【あらすじ】
高校1年生のカンナ(長澤まさみ)は、幼なじみのハルタ(高良健吾)を交通事故で失ってしまい、それを機に新たな恋ができなくなってしまう。時はたち、映画宣伝会社で働くようになった彼女は、出版社に勤める赤沢禄(岡田将生)と知り合う。何かとぶしつけな言動を繰り出してくる赤沢に憤慨しては反発するカンナだったが、意外な優しさを見せる彼のことが気に掛かるようになっていく。心の距離が近づいていく中、カンナは赤沢にもつらい過去があったことを知ってしまう。(Yahoo映画より)
【キャスト】
長澤まさみ
岡田将生
波瑠
中村蒼
古川雄輝
平田薫
田山涼成
和田聰宏
MEGUMI
池脇千鶴
高良健吾
原作未読どころか、あらすじすら一切知らずキャストだけチェックして観たのですが、それでも全く問題なく楽しめたので、物語を丁寧に作っているのだろうなという印象。
たまにあらすじ読んでいないとついていけない作品もあるので。
ストーリーとしてはかなり王道もので、それなりに泣ける良いおはなし。
ただ、「それなりに」しか泣けない。
良い話のはずなのに号泣するほどではなく、これは原作が読みたくなるなぁ…と思ってWikiを確認してみると、実はもっと多くの人たちの恋愛模様を描いた数話完結のオムニバスものなんですね。
原作の批評によると、ケータイ小説のような設定であるが、群像劇的な形式をとりつつ各エピソードがつながっているというような描き方をしており、「彼」と「彼女」の2人だけではない多様な関係性をみせていることで、ケータイ小説らしくない印象を与えているそうです。
これが原作に対する評価なんですが、この映画は恐らくその原作の数話からカンナ(長澤まさみ)と禄(岡田将生)のエピソードだけを抜き出しているんですよね。
もちろん2人それぞれに大きな物語はあるんですが、あくまでカンナと禄の人生を語っているにすぎず、結局この2人だけの物語になってしまっている。
だからどうも中途半端にケータイ小説的な薄っぺらさを感じてしまい、そこまで感動できなかったんだろうなと思います。
もちろん良いおはなしなのは間違いなく、特に愛実(池脇千鶴)の娘のむっちゃんのエピソードはドラマ的だと思いつつも泣けてしまうくらい。
ほんと原作を読んでみたいですね。
それは置いといて・・・
注目すべきは映像。
要所要所で、CMかってくらいすごくきれいに撮られてるんですよ、役者が。
長澤まさみをかわいく撮るのはよくありますが、こんなにきれいだっけと目を見張るくらいにすごく大人の女性らしいきれいさがあった。
岡田将生も個人的にあまり好きじゃなくてかっこいいと思ったこともなかったのに、なんかめちゃくちゃかっこいいんですよ。
それだけではなく、服や小物がまたいい感じにおしゃれなんですよねー
決して派手じゃないのにいいセンスしてる!と思わせる服を役者たちがうまく着こなしてる。映画で服を気にすることなんて一度もなかったのに笑
仕事場のシーンで端々にうつる小物も、なんか気になるものが多いんです。
めちゃくちゃ凝ったものではないんですが、おしゃれな会社ってこういうの置いてそうだなぁと思うものがちらほらあってそこが妙にリアルで楽しい。
一人暮らしをしているカンナの部屋も、20代女子らしいごちゃごちゃ感がありつつでもその一つひとつにカンナらしいセンスが感じられるし。
禄の部屋もリアルに禄のような男性がいたらこういう部屋に住んでるんだろうなと思える部屋なんですよね。
って考えながらエンドロールを見ると、衣装協力で並ぶブランドが今まで見たこともないくらいに多かった。
まぁこういう映画を観たことがなかったからかもしれませんが笑
監督誰だと思ったら、『ただ、君を愛してる』『パラダイス・キス』の人と知って納得。
ただ君~の宮崎あおいも彼女らしさ全開のかわいさと、ラストの鳥肌が立ちそうなきれいさが際立っていたし、パラキスは観てはいないんですけど人気ブランドがかなり協力していたはず。
あと役者陣も予想以上によかったですねー
高校生役は意外に制服を着ているとそこまで違和感がない。
さすがに長澤まさみの背が高すぎて、こんなスタイルのいい女子高生がいてたまるかと思うし、私服姿は大学生くらいにしか見えないなぁと心の中で苦笑してしまいましたが、見苦しいというほどではないです。
というか、長澤まさみも波瑠もかわいい!!><
出番は少ないながら良いなぁと思えたのは、社会人カンナの友人役の女性と、高校生禄の同級生役の男の子。
彼は『桐島、部活~』にも出ていましたが今回もシリアスな映画の中でクスリと笑わせてくれてなごみました。
あと池脇千鶴も好きだったなぁ。辛くて必死だけれどそれを見せずにちゃんと笑っている姿が優しくて、幸せになってほしいと願いたくなります。
しかしやはり特筆すべきは長澤まさみ。
少女漫画的キャラクターを実写で演じれば違和感があるはずなのに、とにかく表情やしぐさがかわいくて仕方ない。
もう、惚れてまうやろー!と思ってしまう場面多々あり!(私は女ですが)
大人になってからはすごくきれいですしね。
これは撮り方がいいからなのかもしれませんが、かわいいところとのギャップがたまらないです。(私は女ですが)
カンナがメールを見て泣き崩れるシーンは、メールの文面に「?」となってしまって泣けなかったのが残念。
結局あとでメールの真相が明かされるから気にしなければよかった…
何故泣いたのかは、映画が終わって家に帰ったあとでふと気付きました。
でもラストの走って「いく」ところは胸に熱いものがこみあげてくるくらい良いシーンだった。
また走り方がけっこううまくて。ここで走りが汚かったらあやうく台無しに…笑
ケータイ小説的ストーリーで少女漫画的キャラクターなのに、役者たちがうまく自然に演じていて、演出も絶妙にリアル感が出ていて、結局なんだかすごく良い映画を観たようなお得感がありました。
おしゃれでちょっと泣ける感じの恋愛映画が観たい人におすすめです。
今回くらい簡単にと思ったのに結局長々と書いてしまった…
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
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