東北公演の翌日から富士山アルバイトに、チャリ部の合宿と続いてしまい、更新が遅くなってしまいました。。すみません🙏


今回東北公演のプロジェクトリーダーを務めました、ゆいこです📣


様々な経緯を話す前に、改めて東北公演のプロジェクト概要をお話しさせていただきたいと思います。



東北公演(別名:bowbowproject)は、東日本大震災から2年後に行われた劇団虹として初の東北公演後、「被災地との繋がりを一過性のもので終わらせたくない」という思いから立ち上げられた10年計画プロジェクトです。


コロナの影響により、3年ぶりとなる東北公演は今回で7回目を迎えました。東北公演を経験した先輩が卒業した今、被災地の復興を願うだけでなく、劇団虹としての活動を途切れさせることなく、被災地の方々との縁を繋ぎ続けたいという思いから、本公演が立ち上がりました🎗️


本公演のきっかけは、例年バスの運転を務めてくださっていた大倉さんからの連絡でした。


コロナ期間であったにも関わらず、劇団虹の東北公演の再起を誰よりも願ってくださり、毎年連絡くださっていました。大倉さんが連絡をくださった2022年の夏は、こちらの準備体制が整っていなかったことや、いまだコロナの感染者が多い中での遠征公演が難しいと判断し、延期する形となってしまいました。


しかし、そこから以前も公演先を繋げてくださった三河台学習センターの館長さんと連絡を取り、少しずつではありますが、東北公演の準備がスタートしました🏁


コロナ以前までお世話のなっていた三河台学習センターの館長さんが退職され、新任の三上さんが前任の館長さんと連絡を取って、劇団虹の東北公演を引き継いで下さり、劇団虹と公演先の中学校・小学校、幼稚園を繋げてくださいました。


2022年の夏に連絡を取ったものの、実はその後は他のタスクに追われ、月日が過ぎて2023の春、再度三上さんや大倉さんと連絡を取り始めました。


何から準備すればいいのか分からず、23のわかばに東北公演の前回プロリである、りかさんを繋げてもらい、zoomでお話しする機会を設けてもらいました💻


それを元に、何度も三上さんや大倉さんとメールでやり取りし、大倉さんと直接お話しさせていただいたり、三上さんとzoomで細い日程を決めたりとてんやわんやな日々が続きました。


東北公演を実行する上で1番ネックになったのが、キャストの人数とお金問題でした。


前回公演である2019年の時には、脅威の14人🫨反対に、今学期の参加キャストは9人、そこから実際に東北公演に参加できるのが7人。『みらいのカケラ』はキャストの数がちょうど7人(怪獣含む)。怪獣を入れないver.にして、音響係を入れるとちょうど7人!ほんとに参加人数がギリギリだった、、、スタッフだけでなく音響係、キャストまで務めてくれた井原さんとしおりんには感謝しかないです🥲


また、あまり大きな声では言えないですが、参加人数が少ないのもあり、助成金も間に合わなかったため、お金問題も浮上。例年、大倉さんにマイクロバスをお願いしていましたが、今回はそれをお願いすることが金銭的に厳しく、実はお断りしようと考えていました🫥

それでも大倉さんと何度もやり取りし、お話しさせていただく機会を持ち、やはりお願いすることに決めました。大倉さんも私たちの状況を汲んでくださり、なんとか削減できる部分がないか考えてくださいました。


そんなこんなで、ちょっとずつ問題をクリアし、東北公演に挑みました。3日間駆け抜けた東北公演はちょっとしたハプニングはありながらも、大成功を収めました🌟



ここからは私が東北公演にかけた想いを話そうと思います。


ただ初めは大きなことをやってみたいという思いでプロジェクトリーダーを受けました。今思えば、ちょっと軽すぎるようにも感じます笑


そこから東北公演がどう立ち上がったのかを知りました。東日本震災があった2011年3月11日、当時小学3年生だった私ですが、今でもあの日の余震や地割れ、廊下に散らばった本、テレビの向こう側で見た光景を鮮明に覚えています。

覚えてはいつつも、着実と私の中で風化していっているのも事実でした。東北公演を通し、東北公演を10年プロジェクトとして続けていこうと考えた先輩方の想いを私たちが繋げていく必要があるのではないかと思いました。


実際に東北公演で出会った子どもたちは、東日本大震災を経験または記憶にない子ばかりだったと思います。ですが、その子どもたちが劇団虹の劇に触れたことで、元気になって笑顔になり、その笑顔が周りの大人たちに広がっていったらと思います😊


最後になりますが、東北公演を支えてくださったOBOGや三河台学習センター館長の三上さん、立子山自然の家館長の寺島さん、4日間、車を運転してくださった大倉さんに、この場を借りて再度感謝申し上げます。

本当にありがとうございました!また来年も同じ場所に戻って来れるよう、虹ズ一同これからも頑張ります🌈


第7回東北公演 プロジェクトリーダー ゆいこ