どうやら私は着替えなくては…いけないらしい。紙のように光沢のある白い全身ツナギジャンプスーツがあった。
下着になって左足、そして右足を通してみた。角度によってはピンクに見えたり、ペパーミントグリーンにみえたり、玉虫色に光る不思議な素材。前ファスナーの下はスカートの様になっていた。左腕、右腕を通して、困った事が起こった。前ファスナーを上げるフックが付いていない…。
前が開いたままじゃない…。
どうしたらいいの?
心の中で叫んだ!
同じスーツを着た金髪の目鼻立ちが整った西洋的な顔立ちの女性が来てくれた。
私に手首を見せ、ファスナーが始まるお腹に右手首の内側をかざし、ゆっくりスタンドカラーのある首まで手を動かした。
私も同じ動作を真似してみた。みるみる内にファスナーが上がり、伸縮性のあるそのスーツが、自動的にジャストフィットした!その途端、スカートのストローのような所で外気を感知して、スーツの中は、風は通すけど、暑くも寒くもない快適な温度になった。
ファスナーの上下をストップさせるために、右袖の内側をワンプッシュする事を教えてもらった。