あなたの口癖はなんですか?
「毎日、忙しい。忙しい」と言っていませんか?
「やらなければいけないこと」がたくさんある人は
「忙しい」と言います。
「(クレームが来るといけないから)今日中に、
このテキストを仕上げなければならない」
「(今度のテストの成績が悪かったら恥ずかしいから)
子どもの宿題を見てあげなければいけない」
「(もう、どうして? 旦那が早く帰ってくると言うから)
晩御飯の用意をしなければいけない」
一方「やりたいこと」がたくさんある人は「楽しい」と言います。
「(このテキスト見たら、どんなに生徒が喜ぶだろう)
さあ、今日中にこのテキストを作り上げよう」
「(この話は面白い)きっと、興味を持つだろうから夕食後、
一緒に勉強してみよう」
「(うれしい。今日は早く帰って来れるんだ)
どんなおかずを作ろうかな?」
していることは同じです。
でも、結果は全く違います。
そして、
「やらなければならないこと」をしているときと、
「やりたいこと」をしているときでは
やっている楽しさも違います。
「学ぶこと」も同じです。
「勉強は好き?」と小学生に質問すると、
80パーセントは「嫌い」と答えます。
「やらされている」から
「やらなければならない」からです。
「今日は3時間もサッカーをしたんだから、勉強しなさい」
「宿題を全部してしまったら、ゲームをしてもいいから」
「あなたの好きなケーキを買ってきてあげたのだから、早く勉強しなさい」
勉強を罰ゲームにしてしまっては、
学びは楽しくなりません。
親が勉強を罰ゲームと捉えていれば、
子どもは勉強嫌いになります。
幼稚園のころは、「学び」は「遊び」と一体化していました。
積み木で遊びながら、
数や文字をおぼえていく過程は、
興味が湧き、
知識が増えることが楽しくて仕方ない経験です。
幼稚園の頃は
「学び」には「楽しいもの」とか
「主体的にするもの」という認識が、
子どもにも親にも先生にもあります。
ところが、
小学校に入った途端に「学び」は「勉強」に変わり、
「やらなければならないこと」になってしまうのです。
私たちは小学校から大学まで、
この「勉強」をやってきました。
良い大学に合格して、
良い企業に入るために、
鼻の前にニンジンをぶら下げ、
飴とムチでモチベーションを上げる方法が「勉強」だと思い、
その結果、
自分が「教える」立場に立っても、
小学校から一貫して勉強してきたスタイルを
基準にして講座を作ってしまいます。