昔、ミュージカルをやっていました。
和歌山で。
小椋 佳さんに曲を書いてもらい、
アマチュアで初めて全国ツアー。
サントリー地域文化賞受賞。
10年間で10万人を超す動員を記録しました。
... はじめて舞台に立った時、
もの凄く、
お客さんの目が怖くて、
セリフを言ったら、
すぐに、
誰かの後ろに回り込んで、
目立たないようにしようと。
「いーちゃん。
舞台に出ているのは、
前田出ではなくて
バズ(当時の役名)なんだから、
バズの仮面を被ってよ。
役になりきれば、恥ずかしいとか、
ないやろ。」
「そうね。
舞台に出て、
素の自分でいるのは間違い。
舞台では舞台の役があり、
仮面を付け替えるように
意識も、
行動も変えればいいんだ。」
と、気付いていたのに、
いつの間にか、
分厚い仮面を被っていた。
私たちには
いくつもの顔があります。
親父、
旦那、
会長、
理事長、
先生、
新・家元制度提唱者
パーソナリティー等々・・・・・。
この役割をいつも
一つの仮面で過ごしていると
硬直化します。
新たな舞台に上がる時は
今の仮面を脱ぎ捨てて、
新しい仮面を被ればいいんです。
グロービッシュに行く時は
「英語初心者」
セミナーに行く時は
「新たなことに興味のある受講生」
古い仮面を通して、
新しい事をしようとするから
「えっ?なんで俺が?」
と言う自我が出て、
エゴが出て、
仏頂面で対応してしまうけど、
新しいステージでは
「新人」
「素人」
「初心者」。
ピカピカの
一年生。
今日はこの仮面で行ってみよう。
笑顔で。