出版業界が苦境を伝えられている。
苦境先行モデルのCD業界のビジネスモデルが変わりつつある。
CDの国内生産額は1999年に5500億円、
2008年には2900億円に激減。
ミリオンセラーも30作品から7作品に。
「メガヒットが出ればビルが建つ」と言ったのはもう昔の話。
《ミリオンセラー作品によるCD売上の推移》
┌───────┬───────┬───────────┐
│CD総生産枚数│ミリオン作品数│ミリオン作品の総販売数│
┌───┼───────┼───────┼───────────│
│1999年│ 27,627万枚 │ 30作品 │ 4700万枚(17.0%)│
│2001年│ 25,923万枚 │ 23作品 │ 3300万枚(12.7%)│
│2003年│ 22,712万枚 │ 9作品 │ 1000万枚( 4.4%)│
│2006年│ 22,269万枚 │ 6作品 │ 800万枚( 3.6%)│
│2008年│ 18,872万枚 │ 7作品 │ 700万枚( 3.7%)│
└───┴───────┴───────┴───────────┘
↑ │
└─────────────────┘
CD総生産枚数に対するミリオン作品
の依存率は17%から 3.7%にまで減少
※出所:日本レコード協会
「ネット配信に取って代わったから、ネットが稼いでいるのでしょう。」
いえ、いえ。
日本の場合、ネット配信はほとんどが携帯ですが、下記の通り900億円。
1800億円くらいの売り上げが消えている。
《音楽売上高の推移(1999年→2008年)》
┌────────────────────────────┐
1999年│ CD 5,695億円 │
└────────────────────────────┘
┌───────────┬────┐
2008年│ CD 2,961億円 │音源配信│
└───────────┴────┘
│
└→ネット配信 : 90億円
ケータイ向け:798億円
今売り上げを上げているアーティスト達はコンサート会場での手売り。
それも、CDよりも関連グッツでの売り上げが大きい。
コレを《360度契約によるビジネスモデル》とJNEWSは呼んでいる。
┌→[楽曲の販売]
├→[ライブイベント開催]
すべての├→[書籍、写真集の発売]
┌──────────────┐権利獲得├→[映像作品の販売]
│人気アーチストとの 360度契約│────┼→[映画制作]
└──────────────┘ ├→[ファッションブランド]
│アーチストの才能を ├→[オリジナルグッズ販売]
│広範囲で販売する ├→[テレビ、CM出演]
│ └→[ネット上でのビジネス]
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○○○○○○○○○○○(ファン)
アーティストをトータルでブランド化することにより、
全ての版権をビジネスに活用している。
この考えは「新・家元制度」でも取り入れている。
協会と先生をブランド化することにより
集客実績を作り、マスコミ、業界、自治体を巻き込んで
ムーブメントを作る方法。
元祖360度アーティストのマドンナは
コンサート・プロモーター最大手のライブネーション社と約130億円の契約料で、
10年間にわたる 360度契約。
音楽業界とはCDを売ることではないのですよ。
あなたの業界の変動にも気付いていますか?
ブランド化戦略をお忘れなく。
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