ぶっちゃけ
卒業した後は卒業論文を振り返ることはない。
大学を卒業する手段という程度のものなのかもしれない。
大学院生や企業の研究者、あるいは
留学生になるなら話は別ですが。
●ではなぜ大学を卒業する際に
あそこまで苦労して論文を作成し提出しなければならないのだろうか。
●大学卒業を目前に控えると
『卒業論文』を書かなければならなくなる。
文章を書くという行為は、自身を深く見つめることが出来るし
考えがまとまる。自分自身の本質に触れることが出来る。
自分に対しての面目というか
自分に対する対面というか
自分に対する自己評価というか
自己の質を向上させるために
逃げ出せない環境の中で
『卒論』という厚い壁に体当たりすることになるわけだ。
この期間は、
隅に追い込まれて自身を見つめなおし自己を鍛錬する。
その繰り返しだ。
その行為の末に
論文を提出することになるわけだが
それこそが自信となって
結果的に、高い自己評価につながり
自己を肯定することができる。
ともすれば、『卒業論文』の製作は
それまで学生という身分だった者に対して
社会に出る前の大切な儀式ともいえるのではないか。
自己肯定できる人間になってこそ
はじめて社会で貢献できる。
心的に健康な人材を育成する手段と言えるだろう。
TAE