既にボタンが点灯していた12階と13階はどうやっても消えないので、途中の階で誰も乗り込んで来ないことを祈り、行きたかった2階のボタンを押しました。

行き先のボタンは2列に並んでいて、13階のボタンは左列の最上段、12階のボタンはその下にあります。


18階に到着時点で12階と13階のボタンが点灯している状況を考えると、

【ケース1】
19階で降りた何者かが、降りる際にイタズラで上の方にあって押し易かった12階と13階のボタンを押した。

【ケース2】
14階から17階のどこかで降りた何者かが、降りる際にイタズラで上の方にあって押し易かった12階と13階のボタンを押した。

【ケース3】
その他。


2階にある出入口は道路を挟んだ向かい側のビルに向かう歩道橋に直接繋がっているので、昼夕の出入りはほとんど2階です。
向かい側のビルを通り抜けた先には駅があります。

朝は向かい側のビルの中は営業時間外で通り抜ける事ができないので、歩道橋は渡らずに信号を渡り1階のエントランスから入ります。


2階に到着するまで誰も乗り込んで来ない事を祈っていましたが、16階で扉が開き、男性が1人(以下、男X)乗り込んできました。その男性は1階のボタンを押し、エレベーターの奥に移動しました。

おそらく男Xは、エレベーターに1人しか乗っていなかったのに3つの行き先ボタンが押されている事に当然気づいていたでしょうが、じっと前を見てなるべく不審に思われないようにしていました。

閉ボタンを押し扉が閉まり、エレベーターは下降しました。


つづく