つづき


私専用の蕎麦湯が運ばれて来ていません。

回りをそれとなく確認すると、客のグループ1つに蕎麦湯の急須が1つ来ているようです。
私の座っている席は3人連れのおじいさん方と相席だったので、もしかすると席に案内してくれた店員さん以外にはそこの孫に見えたのかもしれません。おじいさん方専用の急須は既に来ています。

残ったお酒をちびりちびりやって蕎麦湯をお願いするタイミングを計っていると、席に案内してくれた店員さんが「遅くなりました」と言って持ってきてくれました。

蕎麦湯の初体験です。


辛いつゆの入っている器になみなみと注いで一口。辛いです。

またなみなみとさせて一口。だんだん良い感じです。

更になみなみとさせて一口。つゆの辛さが程好く薄まってちょっと感動的な味わいです。

数口味わって、またなみなみ。

だんだん蕎麦湯自体の味を楽しみます。お茶は出ないようなので、蕎麦湯がお茶代わりなのかもしれません。

更にもう一杯。もう蕎麦湯の味しかしません。蕎麦湯だけはちょっとつらい感じです。

最後に残しておいたお酒を呑み干してお勘定でした。


美味しかったし、良い経験でした。





 ざるそば 六百五十円
 樽酒 六百五十円
 板わさ 六百五十円