こんにちは
愛 Con Labの曽我部匡敏です
今日は資格試験の問題を解いていて
『俯瞰力って大事!』って思ったこと
(※写真はイメージです/写真AC)
試験問題をひとつ紹介します。
(かなり難しい)
各種検査に使用する物理量の
検出手法に関する問題で○か×か
問う問題です。
Q:測温抵抗体は、金属の電気抵抗率が
温度に反比例して変わることを
利用して温度を測定するものである。
全くわからないというのが
大多数だと思います。
私も、材料の分野や
各種試験の分野は非常に苦手です。
30問中2問くらい出ますが
完全に捨て問題にしています(笑)
答えは 『×』なんですが
試験問題の解答解説の最後に、
とある方が、興味深いことを
書いていました。
この問題をよーく見てほしいんです。
「温度」に比例、反比例があるならば、
「温度」は『絶対温度』でなければならない。
ゼロ点を含めを人為的に定めた
「相対温度」に比例、反比例したりする
物理量があるわけがない。
しかし、この問題には、「温度」としか
書かれていない。
もしこの問題が正解となるならば
欠陥問題ということになる。
だから、この問題の正答は『×』となる。
もちろん、正答が×となる
ちゃんとした解説が先にあっての、
この解説です。
もう、目から鱗でした。
物理の知識が多少でもあれば
根本的に、問題の文章自体が
おかしいことに気づけたはずだ
ということです。
試験問題には、その分野に詳しくなくても
常識的におかしいと思える問題はある
ということなので、
問題を全て覚える必要はない。
また、完全に捨て問題にするのではなく
じっくり問題を読めば
常識的に解答できるものもあるので
簡単にあきらめないことが
重要になってきます。
1点を捨てるか、拾えるか
本当に重いです!
このように、物事を直接的に見ると
しんどくなることも
俯瞰して見ることで
少し楽になれることもあるのです。
キャリコン受験のロープレ練習中、
人の話を俯瞰して聴くことが
大事だと習いました。
そして今回、文章を読むときも
俯瞰する力が必要だと感じました。
このように感じられるのは
いい兆候かもしれません(笑)
さあ、残り2週間を切りました。
最後の追い込み頑張ります!!