●「涼」のお供に
みなさん、こんにちは!
アイカンパニーの広江です。
暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?
余談ですが、先日、「涼」を求めて谷中にある全生庵に「幽霊画」を見に行ってきました。
全生庵とは、現在封切直後の映画、黒木瞳主演の「怪談」の原作者、落語の中興の祖と呼ばれる名人「三遊亭円朝」のお墓があるお寺さんです。
幕末から、明治にかけて時代を駆け抜けた円朝師が生前、集めた幽霊画が50点ばかり、境内の裏手の画廊にひっそりと掲げられてました。(毎年、8月一杯は虫干しで観覧できるそうです)
どの、絵も鬼気迫るもの、情念を訴えるもの、その前に立ったら、思わず息を飲み込んで見入ってしまうほどのインパクトあるものでした。
世の中にある人間の創った造形物は、全て製作者の想いが結晶化されて作られているわけですが、これを描いた画家さんはどんな想いで描いたのか、どんなメッセージを伝えたくて描いたのか、同じ制作者として、制作意図に想いを馳せながら、興味深く見ることができました。
とにかく、一見の価値あり!です。
宜しければ「涼」のおともに。