この本を手に取ったのは、表紙の机を囲む人たちに中にパンダの顔が見えたからです。
それがなかったら、手に取らなかったかも・・・
パンダさんのおかげで、久しぶりに(私的には)ちょっと泣きそうになるお話が読めました。
営業の第一線で働いてきた男性が、上司とぶつかり、会社の地下奥深くにある社史編纂室へ異動となります。
そこは、取り立てて仕事もなく、「暇に耐えかねてやめていく社員」を作るための部署でした。
異動になったことを家族にも話せない主人公は、何とかそこに生きがいを見つけ出そうとします。
主人公は、あまりにも家庭を顧みずに仕事をしていたため、娘は勉強一筋となって学校で無視をされ、息子は半分グレてしまっていることにも気づきませんでした。
やがて、男性は仕事を終わった後の生き甲斐を見つけ出し、同僚たちを巻き込んで、夜の街へ毎晩繰り出します(このあたりは、ぜひ本を読んでほしいので、省略します)。
やがて、家族間のつながりが、ある出来事で戻り始め・・・
出張帰りの飛行機の中で読んでいたのですが、ちょっと目がじわじわしてしまいました。
久しぶりに殺伐としない種類の本を読んだせいでしょうか![]()
でも、この本は「怖い話がきらいな」会社の女性社員に勧めようと思っています。
あ・・・お話にちゃんとパンダは出てきました![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
- ちょいワル社史編纂室 (幻冬舎文庫)/幻冬舎
- ¥832
- Amazon.co.jp