中国南西部の村で強毒性のインフルエンザが発生します。
致死率60%を超える強毒性のウイルスですが、中国政府は開催中のワールドカップが終わるまで公表を伸ばしています。
元WHOでウイルス対策を担当していた主人公は、現在都内の病院に勤務しており、元妻が勤務しているWHOから未確定の情報としてインフルエンザのことを知ります。
政府機関も極秘裏に情報を得ており、中国政府が発表をする前に、日本の空港を閉鎖します。
やがて、北京にまでインフルエンザ患者が現れ、ようやく公式発表されて時には、多くのサポーターがウイルスを持って帰国していました。
日本はいち早く空港を閉鎖し、帰国者を数日間隔離して経過観察するという手法をとっていたため、水際で食い止めていましたが、外交官特権でその網を潜り抜けた中国人から感染が始まり、都内でも患者が見つかります。
瞬く間に広まるウイルスに、主人公は東京を閉鎖するという強硬手段で、日本全体を守ろうとします。
首都を封鎖するという驚きの方法と、時の政府の凛とした態度。
このような国でありたいと思いながら読み進めました。
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