先の「こなもん屋うま子」でもそうでしたが、分類が難しい本があって、こじつけるのも考えものかなと思い、これからは気分でジャンル分けすることにしました。
この小説はお気楽な大学生が、ある時学生課に呼ばれ「学費が延滞されているので除籍」宣言を受ける感じで始まります。
実家に帰るとなぜかもぬけの殻・・・その前に主人公は携帯電話を買い替えており、自宅に連絡もしていないので、連絡が取れなかったと思われます。
実家では、怪しい男に追われ、再び東京に戻ってくると、今度は家賃滞納でアパートを追い出されます。
そこからは本当に坂道を転げ落ちるように、友人宅->ネットカフェ->->->河原
へと転がっていく様をテンポよく描いています。主人公はお人よし-というよりも何も考えていない-学習能力がない-感じで、時々手にするお金もすぐに消えてしまい、数少ない友人たちとの間意にもやがて溝が深まっていきます。
そんな中でも、人との温かいふれあいや、手を差し伸べる人が現れ、表題の通り「難民」生活を送る主人公はどのように立ち直っていくのか・・・ある種の期待をもって読み進めました。
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