戦前日本のプロ野球で投手として知られていた日系二世の主人公が、肩の故障から球界を去り、アメリカで父親の事業を手伝っていた。
ある時、黒人だけのリーグがアメリカにあることを知り、そのパワーに圧倒された主人公は、チームの主砲と友人になる。
日米会戦とともに、主人公は収容所に入れられ、不自由な生活の中で、野球を始め、収容所の娯楽として、収容者の心を和ませていた。
戦後、日本に渡った主人公は、新しく結成されたチームの監督に就任することになり、アメリカにいる友人を日本に招聘するために、行方不明の友人を探すことになる。
戦前から戦後にかけての収容所の様子や、日系人の苦労が描かれていて、単なるスポーツ小説にとどまらない面白さがありました。
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