ラジオ情報追記。
続報!楽天のラジオにも・・
ico.です!
東北楽天ゴールデンイーグルス、調子upupですね^^![]()
楽天の岸孝之選手がゲストで登場する、
『イラストレーターico.のpiece of NATORI』はいよいよ明後日!
宮城県名取北高校出身の岸投手。
名取に所縁のある数少ない著名人で、且つ現役大活躍中!!
そんな岸投手から、視聴者メッセージだけでなく、
当時の高校生活のことや練習方法など、
ローカルトークを交えいくつか質問にも答えて頂きました✨
あのですね・・・
音源では岸投手の喋りは
それこそあっという間に終わってしまうのですが、
めちゃめちゃ爽やかな風が吹いていましたよ
楽天のコミュニティFMラジオ
『Rakuten.FM TOHOKU89.1MHz』でも、
今回のpiece of NATORIが
再放送されることになりました!!
放送は今月中です、日程が決まったらまたご報告いたします^^
【まちかどエッセーvol.1】米一粒の尊さ
ico.です^^
今日は、河北新報 夕刊『まちかどエッセー』に掲載された記事を
おまけイラスト付きでご紹介させて頂きます![]()
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『米一粒の尊さ』
宮沢賢治『雨ニモマケズ』には「一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ」という一節がある。
幼心ながらに賢治のシンプルライフは衝撃で、自分も米の一粒を尊く思える人間になりたいと思った。
高校生の頃には時々、玄米と味噌汁、漬物を自分用に盛り、家族とは別でひとり噛み締めた。しかし結局お菓子をつまんだりして、「この時代では誘惑が多過ぎる」と挫折したものだ。
大学生の頃から絵の依頼を頂くようになり、会社員になっても絵の仕事は続けた。しかし正社員は副業が認められておらず、描けば描くほど葛藤した。
そんな時、初めて残業代がつかなかった給料明細を見て、私は愕然とした。たいして仕事もしていないのだから金額は妥当なのに、不満がる自分がいたのだ。
当たり前に仕事があり、賃金をもらえ、さらには来月は残業しようなどと思っている。賢治に焦がれたあの頃を思い出し、情けなくなった。仕事や衣食住のありがたさを噛み締めたい。そう決意し退職したのが、2010年の年末だった。
間もなく東日本大震災があり、言葉通り身一つとなってしまった。
食料や寝床の確保もままならない3月中旬、東京の出版社から依頼が来てしまった時は、友人や取引業者さんが、鉛筆や紙などの画材を届けてくれた。描くことをやめないでと、背中を押されたようだった。
5月、思い切って上京し、被災者受け入れアパートに入居した。よりによって海に囲まれた豊洲で、内心複雑だったが、自分だけの部屋は2カ月ぶり。6畳は広々としていた。
翌朝、近所を散策していると、おしゃれなパン屋さんがあった。
テラスで隣の外国人夫婦とチワワを見ながら、珈琲を飲み、パンを食べた。
体中に染み入る感覚があった。
その時噛み締めた言い知れない感情が忘れられない。
あれはきっと、賢治の伝えたかった「米一粒の尊さ」だったのだろう。
■7月2日号掲載
【プロフィル】
イラストレーター、デザイナー(屋号ico.)。
墨汁やマニキュア、ドライバーなどを画材とし、東北放送製作「続・仙台弁かるた」や新聞・雑誌の挿絵、広告イラストを制作。
現在、FMなとりで「イラストレーターico.のpiece of NATORI」放送中。
1985年、名取市閖上生まれ。福島市在住。
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ちなみに本名の物江麻衣子で書かせて頂いています。
ico.だと新聞の縦書きが似合わない(読みにくい)ので・・
隔週連載の〆切はきっとあっという間でしょう。
(ラジオ隔週にして身にしみています)
イラストはスピード重視というか偶然の産物が(自分的に)大切ですが、
コラムは一言一句を熟考する作業。このギャップが面白いです。
またとない機会、大切に書かせて頂きます。
ico.





