日常の対話が災害時に生きてくる
イラストレーターで防災士のico.です
今日は福島の沿岸地域「新地町」で
「実践❣️空振り生活」と題して
講話をしてきました。
新地町駅前にある立派なホールにて。
私の地元閖上と同様、震災の津波で
大きな被害を受けながらも
インフラや施設整備の復興がみてとれます。
控室です。こんなかしこまる?って程
かしこまった待遇でした
緊張しちゃいますよ、、
モニターで登壇の様子が。
めちゃくちゃ広いんですが!!
緊張しちゃうじゃん!
まあ、おかげさまで緊張ほぐれぬまま
空振り講話で駆け抜けました
一応講話の度に作っている資料。
イラスト描いてるのにそれを見せない
とゆーのもな、と思い。。
中面は空振り生活の漫画が!
裏面には「女性と防災」に関する
資料や案内がもろもろ。
今日のテーマは
「防災における男女共同参画」でしたので❣️
でもね、男女共同参画って、
防災に限ったことではなくむしろ
日常から横たわる男女差(性別による偏見や差別)が災害時に顕著に現れるってだけなんですよね。
普段から「炊き出し(家事)は女性の仕事」と思っている人が多ければ、災害時の避難所では女性だけが炊き出しをすることになる。
新地町でも震災時はそうだったといいます。
仕事もしながら、家族内のご飯ならまだしも、被災者100人分程の食事を毎食作る、、
朝は5時起きとか、、80歳以下の女性は必ずやっていたとか、、
考えただけでストレスですよね💦
肉体的にも精神的にも、、
そういった固定概念は、
普段からの会話のキャッチボールで
男女共に、性別関係なく
擦り合わせたり確認したり共有する
その積み重ねでしか解決して
いかないんじゃないかなと思いました。
だからこれは、誰かの問題じゃなく
私たち一人一人の問題。
今日のイベント参加者は、ほとんどが
60代前後の方々でした。
私はこういった場に、10代20代30代
年齢も関係なく皆が議論できる場が
増えてほしいなと感じました。
海っぷちの新地町。
避難所まで海を背にして徒歩20分‼️
少しでも逃げるのが遅れれば、
避難所に着く前に津波に追いつかれます。
海際にご用の際は、高台がどこか、
津波避難タワーの有無など
ご確認下さいねーーー‼️
ico.