被災者の処方箋 | icollection

被災者の処方箋

こんな中だから、家族一致団結して再建に努めよう!

といっても、こんな中だからこそ、人は揺らぐ。

犬も揺らぐ・・・

我が家のおじゃる丸くん🐶は
あきらかにPTSDになってしまった。

神経過敏で人の姿がみえないだけで泣きわめいたり、
困るのは深夜3~5時に泣いちゃうこと・・

深く眠りにつく頃に起こされると、体も頭もだるいし、
お隣さんのことも気になるしで私は犬を寝させたい。

でも寝ない犬。
なぜかというと夫がその時間起きているからだ。

夫もまた環境が変わり、職場で生活し、仕事をする。
(現在は夫の職場の一部屋で仮住まいなので)
気持ちの切り替えも大変だろうし、早く寝ろとうるさいし、心休まらず不満がでているようだ。




昨日、動物病院に連れて行ったら、
ただの肛門絞りでおじゃるはけたたたましい遠吠えをしまくり、鬼の形相。
獣医さん噛みちぎられるんじゃないかと怖くなった。
あんなに荒れ狂ったおじゃるをみたことがない。

肛門絞りにただ怯えているのではない。
その後反省して静かになる犬を散歩させながら、
改めて被災者のストレスはいかほどかと考えた。


仮住まいの町は、0時以降にごみを出し朝6時には回収にくるという謎ルールがあり、なかなかごみがだせず台所はすぐごみ屋敷になってしまう。

罹災証明書保険の手続きで、資料とにらめっこ。資料はもらえるだけよくて、具体的に次はどこどこに手続きに行く、、などは明示されない。
3.11での手続きを思い出したり、ネットで調べて申告漏れがないかみていく。これは地味に疲れる。

保険の損害明細書。家財は全滅だけど、どこまで書けばいいのか、、

一つ一つは些細な出来事でも、被災者にとっては疲弊した心身にそれが堪える。
ただ再建のために「それどころじゃない」と動かざるをえない。
そしてそういった些細なものは、他人やボランティアには頼みにくいものだ。
(日々のことだと同居していない限り難しい)

被災後の手続きは、今後もっとわかりやすく改善はしてもらえるが、被災して環境が変わるのは免れない。

些細で大量のストレスは必ずやってくる。

もうPTSDになりたくないし、辛そうな被災者をみたくない。

少しでも心を保つ(リラックス、リフレッシュ、ストレスをためない)ことが、自身も他人・ボランティアにもできる処方箋なのかなあ・・・



ico.