【まちかどエッセーvol.3】市民が交流するラジオ | icollection
2018-08-07 13:25:42

【まちかどエッセーvol.3】市民が交流するラジオ

テーマ:お仕事

ico.です^^

 

今日は、河北新報 夕刊『まちかどエッセー』に掲載された記事を

イラスト付きでご紹介させて頂きますピンク薔薇

 

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名取市のコミュニティーFM「エフエムなとり なとらじ801」で、「piece of NATORI」という番組を務めてもう1年半になる。

 

番組表には「市民持ち寄り番組」が幾つかあり、その一つを引き受けることになったのだ。


 番組の企画、取材、構成、収録、宣伝。パーソナリティーであっても、編集以外は全部自分でやる。

 

大変な仕事量だが、もともとラジオに携わってみたかった私にはまたとない機会だし、何より少しでも自分の古里に貢献できるなら、という一心で作っている。

 


 番組ではさまざまなことにチャレンジした。

東北楽天ゴールデンイーグルスの岸孝之投手をはじめ、名取に縁のある方に出演してもらったり、生まれ育った閖上を舞台にしたラジオドラマを制作したりした。

 

小説家志望の友人が何度も名取に足を運んで原作を書いてくれ、語り師と劇団員さんに朗読と脚本を依頼した。

 


 番組のメインテーマは「あなたの心の中にある名取」の投稿。

 

投稿は私がイラストに描き下ろし、ポストカードにして投稿者にプレゼントする。

 


 名取だけでなく、震災に遭った街は、現実には変わっていく風景があり、人々の心の中には変わらない思い出や風景があるのではないか。

 


 それは、どこにでもある何げない風景だったりもする。そういった風景は写真など形に残る記録はとても少ない。

 

町の神社一つ描くだけでも苦戦した。でもだからこそ絵にして残せたら、と考えたのだ。

 


 ある回では、孫たちと遊んだ思い出を投稿してもらった。

 

個人的な思い出を描くのはもちろん難しいが、自分もおばあちゃんと遊んだ時を思い出して描いた。

 

 

 


 その後、イラストを受け取った投稿者から電話があり、

「どこかで見られていたのかと思うくらい、場面も孫もそっくりでした! ありがとう」と喜んでもらえたのだ。

 

相手が見えなくても、確かに「伝わった」と実感できた。

 


 目には見えない絆やつながりを感じ取る・発信できるのがラジオの良さで、だから私はラジオが好きだ。

 

 

 

■8月6日号掲載

 

【プロフィル】

イラストレーター、デザイナー(屋号ico.)。

墨汁やマニキュア、ドライバーなどを画材とし、東北放送製作「続・仙台弁かるた」や新聞・雑誌の挿絵、広告イラストを制作。

現在、FMなとりで「イラストレーターico.のpiece of NATORI」放送中。

1985年、名取市閖上生まれ。福島市在住。

 

 

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画像は、『孫との時間』の投稿を描いた実際のイラストです。

 

このように、番組制作の他に毎回イラストを描いていました。

 

イラストはこちらで全てご覧頂けます

 

来月で番組は最終回。

 

今月も11日(土)18日(土)25日(土)に放送していますので

宜しくお願い致しま〜す!!

 

 

ico.

 

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