同じ世界を見ている
お散歩デビューして半年も経つが、最近ある変化がみられる。
蝶々を見つけてはじゃれつき、虫を見つけては食べられるか匂いをかぎ、空の鳥にも飛びかかろうとする。
かと思えば、土手にお座りして(家ではだらしない座り方なのに、外では行儀がよい)、しばらく川や土手の向こう側を見つめる。
今の彼には、この世界が不思議で仕方ない様子だ。
おトイレも馴れ、ようやくそれ以外のものが見え始めたんだろうな。
私も、毎日散歩に付き合うお陰で、四季の移ろいを愉しむことが出来ている。
土手には桜並木をはじめ、菜の花やあじさい、彼岸花、蒲公英、オオイヌノフグリ、ハルジオン、シロツメクサ・・・野草を言えば限り無い。
何だか🐕が花やヨモギの上におしっこしそうになると「こらこら」と口を出してしまう。誰か摘むかもしれないと思ったからだ。
でも彼にとってはヨモギも花も草むらには変わらないのだろうか。それとも「きれい」と思ったりするのだろうか。
何を思って観察しているのだろうと、私もまた彼を観察する。
同じ世界を見ているんだね。
ico.


