ロッキー山脈の頂で

ロッキー山脈は、富士山よりも高い山が数えられないほどそびえたっていて
富士山は、日本にいて良かったなと思った
日本にいるからあんなに目立つ事が出来るのだ

山頂に佇む小屋。友達の輪から外れ、引き込まれるように小屋へ向かった。
ドアは開かない。
外から覗き込む、太陽の光が窓に反射してうまく見えない。
それでも私は、この中に素晴らしいものがあると確信していた。

椅子、机、ベッド、毛布、小さな暖炉、
人がここで生活していた形跡を目の当たりにし、胸が高鳴る。

書きかけの手紙、万年筆…
この絶景を眺めながら、誰を思って描いていたのか。
きっとたった一人、静寂の中で。

自然に囲まれて、一人静かに暮らす事を、私は理想としている。
目の前にある光景は、私の理想を形にしたようなものだった。
彼(彼ら?)が山頂までの道とゴンドラを作った人なのだろう。
解説がなかったので定かではないけれど…

彼もまた、私の大好きな生き方をしてきた人。
「師は森」と言った宮本武蔵、
自然の尊さを噛み締めた宮沢賢治、
魔女の宅急便のウルスラ(カラスを描いていた姉ちゃん)…私の大好きな人TOP3…
人生って長いのかなあ。
私が山に籠るまで、それまでは一生懸命働かないとな。
ico