昨日に引き続きクリスマスネタ。

日本ではクリスマスイブがメインイベント、ガーナでは勿論クリスマスがメインイベント、と言うことで今日はタウンの教会に行ってみることに。

タウンに着いて感じたのは、今日は本当にクリスマスなのか?

言われなければ全く気付かない程全くクリスマスを感じない。
祝日だからなのかいつもより人も露店も少ない。

いつもと違うのは、昨日のイブにどこの銀行でも長蛇の列が出来ていたこと、街中でたまにサンタクロースの帽子を被っている人を見掛けるくらい。

ガーナ人のイスラム教徒の人にクリスマスの過ごし方を聞いたら寝て過ごすと言っていた。
本当に興味が無いんだろうし、実際にイスラム教徒を見ていてもクリスマスらしいことは一切していない。

これは日本人と大きく違う。
宗教的な意味も理解せず商業目的でイベント化し、全く別の目的に置き換えるのは日本人の残念なところ。
日本に居た時から個人的には冷めて見ていた。

ガーナ人とこの話になった時があったが、ガーナ人は全く理解出来なかったようだ。


タウンを歩いて辿り着いたのは、先日結婚式の花嫁入場に遭遇したタマレでも大きい教会。
10:30に到着した時には既に始まっていて、席も8割くらい埋まっていた。

折角だから座ってゆっくり見学。

行われているのは、神父が話す→皆で祈る→合唱隊もしくは全員で歌う→寄付するの流れが繰り返される。
神父の話はキリスト教の知識不足とガーナ英語が聞き取れないため半分以上は分からず。

歌は歌詞がディスプレイに表示されていて、一部聞いたことあるクリスマス定番曲があってギリギリ理解出来た。
ただ、歌詞を追うのに必死で口ずさめず。。。

そして、寄付タイム。
これがキリスト教の教会で一般的に行われているのか分からないが、ここガーナでは一般的。

陽気なアフリカンな音楽が流れ、合唱隊の人達が歌い出す。
それに合わせてキリスト教徒の方達は列になって一部の人は踊りながら寄付用の箱に金を入れる。

日本人がイメージする教会とは少し違う世界観かもしれない。

そんなこんなで2時間見学していたら12:30にはクリスマスセレブレーションが終了。
この後は家族でゆっくり過ごすのだろう。

小さい頃から宗教イベントに参加し、娯楽が少ないから宗教に時間を掛けるのが今のガーナであり、昔の日本。
今後娯楽が増えたり、宗教以外のことに時間を使うようになった時にどう変わるのか見てみたい気もする。
今の先進国と同じように無神論者が増えるのか、それとも別の流れになるのか。
(でも、そんなに長くガーナに居たくない。。。)

そして、クリスマスなのに自分は教会に来た以外は特にいつもと変わらない一日を過ごす。
唯一楽しみなのは明日の隊員達のクリスマスパーティだ。



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