本日をもってJICA海外協力隊の契約を解除した。
本来は10月8日までの契約だが、転職の都合で8日前倒して任期短縮。
JICAとの契約を特別延長した後に任短と言うのも何だか変な気もするが。
日本の生活に慣れてしまったからか、正直契約解除した実感は無い。
と言うより、一時退避して日本で生活し始めてからJICAとの契約している実感が薄れていたのかもしれない。
何だかんだ言っても、これでJICA海外協力隊としての活動は終わり。
これまでブログで書いて来たが、ガーナでは良くも悪くも日本ではあり得ない様々な経験をした。
これらは今後の自分の糧になるだろう(と期待したい)。
契約終了の今、自分の中に残っている感情が2つあるから備忘として残しておく。
期待に応えられなかった後悔
今後この写真を見ると必ず思い出すであろう複雑な思い。
過去に何度か書いているが、521日目:総仕上げ開始を途中で止めざるを得なかったのは後悔してもし切れない。
JICA海外協力隊として理想的で有益な活動であり、大変ながらも充実した活動だった。
配属先のGES(Ghana Education Service)、任地タマレの小学校教員がこの活動に期待しているのを理解していただけに、それに応えられなかった無力感を感じる。
最悪でも後任に引き継げれば良かったが、それも叶わず。
この複雑な思いは今後も、もしかしたら一生残り続けるんだろう。
隊員への感謝
ガーナ、各国の同期隊員だけではなく、国を問わず先輩、後輩隊員にはお世話になった。
日本で会社員をやっていたら絶対に出会わない方々に刺激を貰えたのは何物にも代え難い。
その中でも一番お世話になったのは、このブログでも度々登場する隣人同期隊員。
技術補完研修、二本松訓練所での訓練、同じ任地と配属先、住居が隣で最も関わりが深かった。
エピソードを挙げたら切りがないが、一緒に活動し、美味しい食事を提供してくれ、愚痴を聞いてくれた本当に貴重な存在。
(自分が酔っ払った姿を見せた唯一の隊員でもある)
1年目が終わった時点で任短を考える事情があったが、彼が居たお陰で活動を続けられたと言っても過言ではない。
この場を借りてお礼を言いたい。
今まで駄文にお付き合い頂きましてありがとうございました。
本日をもちまして本ブログは終了します。