ロシア民話です
これは 私が子供のころに
母から買ってもらった時の題名で
今は 森はいきている というふうに
かわったと ききましたが
まあ いいじゃないですか
この 題名 好きなんですから ってことで
はじまりはじまり~
凍ってる感だそうと こころみましたが
う~む ごみにみえてしまっておる
さらさら さらさら 正月が近づいて
雪が降り続いています 山や野原や
町や村が 真っ白におおわれています
森のけものや小鳥たちは 木のしげみの
中でちいさくなっていることでしょう
北の国では こうして雪の中で 古い年を
送り 新しい年をむかえるのです
町の真ん中に お城があります
お城の主は 王女です
王女はきれいだけれども わがままでした
やっぱりね
まつゆき草がほしー ほしーいの
と 言い出しました
困りましたねー 今は 冬ですよ
そこで
まつゆき草をかごいっぱいもってきたものには
そのかごいっぱいの 金貨を ほうびに
あげるぞよ っという おふれがでたので
町中大騒ぎ
ここに
いじわるな おばあさんがいます
実の娘と もらい子と
三人でくらしています
もらい子のほうに
おいおまえ まつゆき草をとっておいで
とってこないとうちへは いれないからね
さあ とっとと いってきな
もらい子を寒い外においだしてしまいました
娘はしょんぼりと歩いていきます
森へ入ると ゲゲゲーっとヌエの鳴く声
ウォー ウォーっと オオカミの遠吠え
こわい こわい こわすぎるー
でも 帰るわけにはいきません
すると おじいさんが二人現れました
こんな雪の降る日に 何をしているのかね?
わたし まつゆき草をさがしているのです
まつゆき草を持って帰らないとうちへ
いれてもらえないのです
かわいそうに たすけてやろう
実は この 二人は 11月と12月の
神様だったのです
1月よ~ 出てきておくれ~
すると 一番若い1月の神様が
ひゅーるひゅーると 口笛を吹きながら
やってきて 冷たい風を追って行きました
つづいて 二月の神様が やっぱり
ひゅーるひゅーると口笛をふきながら
現れて 冷たい雪をとかしていきました
つづいて3月の神様が現れて
そよそよと優しい風をふかせ
木の芽と草の芽がでてきました
次は 4月の神様
あたたかい日の光がぽっかぽか
小鳥はピピピピピー そして花が
咲き始めました
まあ 急に春がくるなんて どういうこと
なのかしら
あら まつゆき草だわ
さあ早くおつみなさい
そういわれて娘は急いで まつゆき草を
つみました
♪らんららんらららら~
5月6月7月の神様たちが
かろやかにうたいながら おどりながら
あらわれました つばめは上手に宙返り
かえるも けろけろけろーっとないています
それからすぐに 空は茜色に変わり
8月9月10月の
神様たちが現れます あかとんぼが
すーい すーい 色づいた落ち葉が
はらはら はらはら…
このとき4月の神様が言いました
あなたに この 指輪をあげましょう
困った時には この指輪に
転がれ指輪よ おまえは季節の道案内
と言って 空になげなさい わたしたちは
すぐに あなたを 助けにやってきます
ただし このことは だれにも はなしては
いけませんよ
そういうと 季節は いつのまにか 冬に
もどっていました
娘がうちへかえると
おやおや この子は ほんとにまつゆき草を
もってきたよ
おどろいた おばあさんは
さっそく王女のところへ もっていきました
王女様 まつゆき草でございます この
わたしめが つんできたのでございます
王女は おおよろこび そして
これ どこで摘んできたの? わたしも
お花がつみたくなったわ 案内して!
おばあさんは まままずいことになった…
と思いましたが 嫌がる娘を外に連れ出して
とっとと案内するんだよ!!!
そういうわけで
もらい子 おばあさん ほんとの娘の
3人で道案内をすることに…
山はきょうも雪が降って風がビュービュー
森へ入ると ウォー ウォーとオオカミの
遠吠え おばあさんと娘はこわくて
がたがたふるえています
でも うしろから王女の一行がくるので
立ち止まることもできません 仕方なく
歩いていると
ぎゃーっ あ”-っ
なんということでしょう おばあさんと
その娘は 足を滑らせて深い谷底へ
落ちて行ってしまったのです
そのときもらい子は 指輪を取り出して
転がれ指輪よ~おまえは季節の道案内
といって空に投げました
すると みるみるうちに 吹雪がやんで
12人神様たちが やってきて
冷たい風を 追って 春を呼び
花をさかせました
これは?どういう?
王女はびっくり そして
本当にまつゆき草を摘んできたのは
この娘だったのね ほうびの金貨は 全部
この娘のものだわ
それから 王女と 娘は
なかよく
花を摘みました
季節はまた 元の冬にもどり 王女と娘は
仲良くそりにのって 雪道をかえって
いきました ふしあわせな娘に
しあわせが巡ってきたというお話でした
めでたしめでたし





























