さあ 今日の EDXシアターは
そらとぶ トランク (飛行かばん)だよ
はじまり はじまり~
むかし とても お金持ちの商人と息子がいた
商人は死んだが 息子は遊んでばかりいて
ついに すっからかん
友人からトランクをもらったが なんせ 入れるものがない
自分で入っちゃえ…
そうして 鍵を カチッと 押すと
なんということでしょう トランクが びゅーんと 空を飛んだ
たちまち
飛んでイスタンブール~
の ある国 …
トルコについた
トランクを森にかくして 町を歩くと
やけに目立つ 高い塔 …
あれ なに?
それは 占い師が言ったことによる
お城のお姫様が 好きな人のために
ずーっと 泣いてくらすことになるだろうよ いっひっひ…
そこで 王様は 塔の上に姫を住まわせて
誰も近づけないようにしてるんだそうな
なあんだ そんなことかー おれさまなら いけるじゃん
びゅーん
ここは 塔の上の 姫の部屋
はあ~… たいくつう…ちょうひまー
なあんもやることないんだもん(昔だからねえ ケータイないしねえ…)
このままじゃ ひますぎて 死んじゃうよ~
あの ○○オヤジめー こんなとこにとじこめやがって![]()
と そこに 突然 窓から
メルハバ~(トルコ語で こんにちは…だったような)
ぎゃーっ 姫 仰天
あんた 誰?
おれさまは トルコの神様だぜえ~
空を飛んで 君に結婚をもうしこみにきてやったんだぜえ~
ワイルドだろうお~?
超たいくつしきっていた姫さまは
この わけのわからん男に ひとめぼれ…
結婚できないなら 死んじゃう
(もともと ひまで 死にそうではあったが)
と いうものだから 王様は 結婚を認めた
さて これから結婚式だという 当日の夜
息子は 花火を たーっくさん持って空を飛び 火を付けた
しゅるしゅるしゅる~
ばあ~ん
ひゅー ひゅるひゅる~
ひゅるう~
ばあん ばあん~
どっかーん どっかーん
町中 大騒ぎ~ わあっ すっげーきれー
お姫様の彼氏は トルコの神様だってさ~
うっらやましー
町中全員祝福ムード全開 ![]()
息子 得意満面 ちょー 気持ちいい
さあて そろそろ 姫のとこへ…と 森へ
戻ってみると…ない ない ない トランクが ない![]()
あったのは 灰だけ…
出火原因は…… 花火
うわあっ 最悪う~ トランクなければ 行けないじゃん
一方 姫のほうも 気合い入れて ガッツリめかしこんでいたが
なんせ 彼氏が こない…
はじめのうちは なんでだよう~
と おこっていたけど
ずーっと待っているうちに 泣き出した
待てども待てども 泣いても泣いても…こない
……
……
で 姫は 今でも あの塔の上で 彼氏を
ずーっと待ち続けて 泣いているんだとさ…
お し ま い
で 姫 今 何歳よ?























