うお太と来年度 | 発達障害の子育てをする小児科医

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発達障害3歳♂と1歳♀をもつ小児科医のブログです。

ブログを解説してから早々に、お久しぶりの更新になってしまいました。

今回はうお太のこれからについて。

 

 

うお太の進路

来年度で満4歳になるうお太。保育園に入る学年になりますが...

 

保育園には入園せず、療育園に通うことになりました。

 

今も療育園には通園しているのですが、来年度からは新しい施設にも通うことになりました。

曜日によって、2個所を交互に利用する予定です。

今の療育園は母子通園のままですが、新しい施設は単独通所になるとのこと。

 

一般的な保育園に入れない(やっていくのが難しい)というのは、今通園している療育園の先生方の判断です。

 

 

①「場面の切り替えでかんしゃくを起こしてしまう」

②「コミュニケーションがまだうまく取れない」

 

という2つが、おもな理由だそうです。

 

 

場面の切り替えでかんしゃくを起こしてしまう

朝の会が終わって遊びの時間になるとき。遊びの時間が終わって次のお遊戯にうつるとき。

そういったときに、かんしゃくを起こしてしまうことが多いらしいです(妻談)。

特に、気に入った遊びが終わりになるタイミングでは泣き叫び方がすごいらしい....

 

自宅で一緒に過ごしているときは、それほど気にはなりませんでした。

お風呂に入るのを嫌がるときも、うまく気をそらしてあげれば素直についてきてくれるし。

好きなことをやっているときも、タイマーを使えばけっこう素直に切り上げてくれます。

 

 

 

ただ、そういった「個別対応」が、一般的な保育園で通所する中では難しいということなんだと思います。

 

コミュニケーションがまだうまく取れない

三語文もそれなりに話すようになってきました(どこかで聞いたフレーズのオウム返し感は残りますが...)

 

「お水飲みたい」「新幹線、見たいな〜」「納豆食べたい」

これぐらいの要求は伝えられるようになってきたんです。

 

ただし、「会話のキャッチボール」というレベルにはまだ到達していません。

こちらからの要求も、気に入らなければスルーしていってしまう感じ。

同世代の子とコミュニケーションを取るのはまだ先のことだと思います。

 

療育を継続することになって

正直なところ、「まったく気にしていない」と言えば嘘になります。

やっぱりどこかで、定型発達の子のように保育園に通ってほしかった。

 

でも、「なんで『定型発達の子のように保育園に通ってほしかった』んだろう?」と自問してみました。

ひとつは、「同世代の定型発達の子と集団生活をしていれば、コミュニケーションもさらに伸びるんじゃないか」という期待。

ただ、それよりも、「他の子と同じように過ごしてほしい」「知り合いに『療育に通っている』と言いづらい」という思いがあると気づきました。

 

父親のエゴ、父親の都合ですよね。

 

反省しました。

気持ちの中で100%折り合いがついているわけではないけれど、うお太のためになるのは療育園の通所だと考えるようにしています。

 

発達についても、専門の先生の診察を受ける予定が立ちました。

ぼく自身の見立てとどれぐらい一致するものか、父親としてというよりはいち小児科医として興味があります。ニヤリ

 

これから

自宅でできるようなサポートをいっぱいしていかなきゃなぁ。と思っています。

定型発達に矯正するというわけではもちろんありませんが、できることを増やしてあげたい。

どんなことをしているか、またこのブログでも紹介していきたいです。

 

今後もぜひお付き合いください(更新もできる限り毎日するようにします笑)